コンサートじゃなくてオーケストラ
クラシック音楽といえば、今はTV「のだめカンタービレ」のヒットで、初めてモーツァルトやベートーベンやショパンの音楽にめぐりあった人も多いはず。映画「オーケストラ」は、そんなクラシック音楽にすべてをささげた人々の夢物語。なんとフランスでは『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』をおさえ、パリでオープニングNo.1を記録! ラストシーンに沸き起こる拍手に温かい涙が溢れる、笑って、元気をくれる感動作。でもクラシックのオーケストラの物語といってもガリガリ芸術作品ではなくて、コメディでもあり、おとぎ話でもある。今の負の連鎖ばかりのギスギスした世の中で一番求められている映画なのかもしれない。人として譲れなかったことのために不愚な日々を過ごした一人の天才指揮者とその仲間の音楽を愛し続けた荒唐無稽な夢物語と、あざ笑うなかれ。
捨てきれぬ儚い思いでも。夢は叶う時もある。あきらめなければ。
「オーケストラ」
かつては一流オーケストラの天才指揮者だった中年清掃員が、急きょ出演できなくなった楽団の代わりに、昔の楽団仲間を集めてコンサートに出場しようと奮闘する感動作
監督:ラデュ・ミヘイレアニュ
出演:アレクセイ・グシュコフ、メラニー・ロラン、フランソワ・ベルレアン
9月11日からシネマディクトで上映
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