開店当時の奈良屋。
トザイトウザイ!
このほどシネマディクト・ホームページこけらおとしにあたり、おん口上を奉ります。なんてむかしばったオープニングで始まりました奈良屋通信。
わたくし奈良屋劇場三代目館主・谷田恵一と申します。
思い起こせばといっても正直なところまだ生まれてませんが50年くらい前に、青森市古川夜店通りの一角に映画館ができました。その名も「奈良屋劇場」。
それまで商ってた蚊帳問屋の屋号をそのまま劇場名にしてしまった初代・谷田猷次郎、わたしのじいさんですが、この人とんでもない人で映画館を作ってから 映画会社に映画を上映したいと映画会社 にかけあいに行って、相手にしてくれないとみると、作ってるところに行けばなんと かなると撮影所にいってとうとう映画の商売を始めちゃった人です。こけらおとしの上映作品は東映映画チャンバラの名作「笛吹童子」だったと聞いています。
写真は昭和37年火事で焼けたあと突貫工事で焼ける前とほとんど同じに作った二代目奈良屋劇場です。昔ながらの花輪が懐かしいです。花輪の名前も「美空ひばり」とか「大川橋蔵」とか書いています。
とりあえずこうして奈良屋劇場は始まりました。館名はシネ マディクトになっても会社名は(株)奈良屋劇場のままで今でもこのアジアのファーイーストで活動の商売やってます。
これからも雑多にいろんなことを書きたいとお もってますので、ご意見ご感想お待ちしています。
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