故障故障故障 直す直す直す
いつものように劇場に行き映写室の電源をいれ、映写機のフィルムのリールのテンションかけキセノンを点ける。(シネマディクトの映写機は全自動のためフィルムは大きなリールに巻いてあります。映画が終了すると逆転して巻き戻します。その力加減をテンションをかけるといいます。キセノンとは映写機の光源のランプです。)その日は、そろそろタマ換えようと二台分のキセノン・ランプを用意して作業に取り掛かる。なにせ高電圧の電気を扱うので慎重に慎重に(似合わないけれど、これだけは真剣にしないとまずい死ぬ)。一台目完了。OKさすが天才だねって朝誰もいない映写室で自分を褒める。そして二台目同じ作業終了。とりあえず通電してから拝んで(たまに爆発するので最初の点火は緊張する。)スイッチ・オン!ランプ点かない!スパークの音はするのに点かない。電圧かなと少し上げても、タマかなと違う予備のタマに換えてもやっぱり同じ、それどころかびりっと来た・・まずいなー上映時間が迫る。とりあえず二本に分けていたフィルム一本にして一号機に移して上映に支障ないようにしてからビクターに電話。担当のAさんつながらない。会社に電話まだ来ない午後出だそうで・・そんなこといってもあんたとりあえず来たらすぐ電話してとたのむ。たぶん原因はスターターのトランス。でも前はうんともすんともいわなくなったのだが今回はどこかでスパークしている、だからビリット帯電しているかんじ。30分もしないうちに電話来る。アーダコーダしてやっぱりスターターだと思うとの事。新しいトランスすぐ送るから”社長よろしく”出た!だから俺は工学部出身じゃないってっていっても来てもらって付けるだけで出張費なるものがついてくるのでがんばって自分でつける。
この白い箱がイカレタ張本人。けっこうブラインドがあってネジもワッシャーやら小さく手探りなので取り付けがめんどくさい。