猫好きな 犬童監督
世の中には、なにかにつけて二つに分けたがる人があるもので、コーヒー派と紅茶派、そば派とうどん派、ジョン派とポール派みたいに、“どっちなんだよ”的なものがある。その中で犬派と猫派というのがある。鳥はどうなるんだ、ハムスターは、うさぎは、亀は、グッピーは・・いろいろご意見はあるだろうが、とりあえず犬と猫はペットの代表格ということでご了承願いたい。かくいう僕は、花子という黒柴犬と暮らしている犬派だけれどべつに猫が嫌いではない。映画に出てくるアメショウなんかみると、“スゲーメゴイ”って普通に思うし、飼いたくもある。でも花子がいるので、そうもいかない。コーヒーとそばとポール・マッカトニーが、どちらかというと好きだけれど、紅茶もうどんもジョン・レノンも好きなのだ。僕にとって犬は人生に潤いを与えてくれるかけがいのない大切な家族である。けして道具や玩具ではないのだ。少し溺愛気味ではあるのだけれど。
「グーグーだって猫である」
少女漫画界の巨星、大島弓子が、飼い猫たちと日々を綴った自伝的人気エッセイ漫画「グーグーだって猫である」。人も動物も、みんな対等に、この地球で生きている。そんな純粋な想いが溢れた原作を、小泉今日子、上野樹里、加瀬亮で完全映画化。
監督・脚本:犬童一心
シネマディクトでロードショー公開中
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