本好きの映画
本は好きですか。僕は大好きです。大好きと言うか一緒に生活しています。寝床に、トイレに、仕事机に、食卓に、劇場の映写室にも本があります。本がない生活なんて考えられない。最近一気に読んでしまう本に巡り合わないのがちょいとさびしいけれど。
「森崎書店の日々」は、失恋して会社を辞めたことをきっかけに、東京・神保町の古書店で働きながら、少しずつ-成長し、再生していくヒロインの姿を描くハートウォーミングな人間ドラマ。
ヒロインを映画初主演の菊池亜希子が-好演し内藤剛志や田中麗奈、岩松了が味のある演技で脇を固める。撮影中に実際にお客さんが入ってきちゃったという、内藤剛志が本当に古書店の親父に見えたという。
雰囲気を味わう映画。見終わったあと本を読みたくなる,まさに本を愛する人の映画です。