ずーっと さむいのー
年末からズーット雪。こまったもんだ。
毎日あきもせず降り続く雪
ここまで積もるのもひさしぶり
表の映写機も埋まり看板も雪まみれ
道路も交差点も凄い雪の壁できてるし自販機埋まっているし
それでも来てくれるお客さんに感謝。
年末からズーット雪。こまったもんだ。
毎日あきもせず降り続く雪
ここまで積もるのもひさしぶり
表の映写機も埋まり看板も雪まみれ
道路も交差点も凄い雪の壁できてるし自販機埋まっているし
それでも来てくれるお客さんに感謝。
昔のCMではないですが、本当にあっという間の2009年でした。今年もシネマディクトをご愛顧いただき誠にありがとうございました。
来年もよろしく、お願いします。
映画料、税金などなど今年最後の支払いを終えて、今年も、つつがなく新年を迎えられる、やれやれと思いきや金融機関から電話。送金先の名前がちがうという・・・ワンダーじゃなくてワンダなんだと伸ばさない・・・・惜しい!。って言っている場合じゃなくて書き直しで済むのならいいが、どうも違う伝票も書かなくちゃいかんみたいで、翌日も行くことに。ハンコ持って諸手続きして終了昨日もしたんだけれど、「それではみなさん、良いお年を!そのニ(昨日もしたので)」って海老蔵みたいに大きな声で古川支店みんなに聞こえるように挨拶。みんな笑って挨拶。
劇場帰って映画がはじまってから、正月の飾りつけしようと三階に行ったら、僕を待ち受けていたように、なんか不穏な雰囲気。酔客が騒いでいる。ワンカップ片手に「おりゃー**見に来たんだ!違う映画でねがー」って、予告見てテメーこの野郎言いながらつかみかかってきたんで(丁重にお帰り願った・・・)他のお客さんもいたので、まだ本編入っていなかったからよかった。女性のお客さんが一人つまみ出す前に「後で来る」ってお帰りになったが、その後の回にいらしてくれた。ありがとうございます。すみませんでした。その時いらしたお客様、大変お騒がせしてすみませんでした。
年末はいろいろ
東奥日報にも載っていたが、青森新町の「牛せん」が30年の幕を閉じた。閉店する今日、混んでカチャクチャネー時とは知りながら、山猫の半割りの前割と、もう一本焼酎さげて、あいさつにゆく。迷惑になると思い行かないつもりだったんだが、なんかけじめをつけたくて三時過ぎに、あいさつだけしてきた。店主の”センボ”さんには子供の頃から世話になっていて、娘もここの大ファンだったので親子三代のファンなのだ。
思えば、昔々シネマディクト(当時は奈良屋劇場)の近くにあった日活レジャーセンターがオープンした時、地下の食堂街にできたのが、青森市で味噌ラーメンを最初に紹介した”五右衛門ラーメン”(って夜店通り出身の映画監督!及川さんが言っていた)と”あき”という洋食屋と喫茶店。そこの”あき”をやっていたのが”センボ”さんだった。本当は”せいぼう”なんだが津軽弁で”センボ”。”五右衛門ラーメン”も及川さんだけでなくて僕も相当衝撃的だったけれど、”センボ”さんが作る洋食は、もっと僕には衝撃だった。カレーやトンカツや丼物なんでも美味しい。僕のデブ原因の根底はここにあるのかもしれないほどだったのだ。父に連れられ日活レジャーセンターで「寅さん」見た後、豚バラの塊がとろけるカレーをよく食べた。その後、橋本の三井生命ビルの地下に移って、その後が「牛せん」となる。今考えると店が変わるたびに、カレーが変わっている。作家、開高健が言う所の”知の悲しみ”ではなく、確実にセンボさんのカレーは変わってきた。前にそのこと聞いたら「めぐねば、おもしぇぐねべ。わ、めもの好ぎだんだね」って言っていた。なるほど常に進化してる感じ。もちろんカレーだけじゃない、モツ鍋なんかも秀逸だったし、なによりも大人のお子様ランチ!牛せん弁当のB(通称B弁)何個食ったことか。それも今日で終わる。新町の松木屋方面の火が消えるみたいに。本物がまた消える。松木屋がなくなって、鶴がなくなって、みすずコーヒーやおきな屋が移転して・・・さみしいなー。
でもセンボさんの味が消えるわけではない、来年他の場所で復活するみたいなんで、そこのところは安心だけど。正直に言うと最後にカキフライカレー食いたかった。
今年は73本(洋画44本、邦画29本)を上映しました。
この中で優劣つけるのもナンなんですが、ワラッターでやっちゃったので、一応書いときます。
10.「ミルク」
ショーン・ペン!さすがミッキー・ロークを抑えてのアカデミー賞主演男優賞。
9.「禅」
勘太郎熱演。只管打座 行雲流水 日々是好日
8.「愛を読む人」
ケイト・ウィンスレットのアカデミー賞主演女優賞受賞作。シネマディクト初のセカンド上映でした。
7.「シャイン・ア・ライト」
やっぱりストーンズは、かっこいい。マーティン・スコセッシは本当に音楽を愛する監督です。
6.「ザ・レスラー」
復活!ミッキー・ローク。プロレス好きだったので特に思いは複雑です。
5.「南極料理人」
堺雅人のほのぼのした料理も良かった。工藤ラーメンの工藤さんにも、ほめられた。お客さん増えたって。これ見るとラーメン食べて帰りたいよね。
4.「ディア・ドクター」
よく見ると鶴瓶の目が怖い目なんですよねー。ロングランでした。
3.「花の生涯 梅蘭芳」
若き日の梅蘭芳が凄く良かった。
2.「スラムドック・ミリオネア」
おばちゃん二人が、このポスターの前で『「おくりびと」この映画に勝ったのよアカデミー賞で・・』って!おいおい!正解はアカデミー賞最優秀監督賞、最優秀作品賞受賞作ザンス。
1.「ヱヴァンゲリオン新劇場版:破」
いろんな意味で今年一番の映画でした。前の日はマイケル・ジャクソン死んじゃうし、それを悲しむ間も無く初日のパニック。たいへんでした。
今年も、ありがとうございました。来年もよろしくおねがいします。
ファイナリー!立川である。父の影響で子供の頃から落語に親しんで来たが、そのなかでとりわけ談志に関しては、出張先の東京から帰ってきて寄席で談志を聞いてきた話を何度も聞いた。性格も談志に似ていた?父が大好きだった談志のお弟子が、ついにやってきた。しかも志らく。落語界では映画といえば志らく。映画落語もやる志らく。いつもより早く告知や前売りを用意したこともあり、開催日より一月以上も前に札止め。映画興行が不振な分、多少複雑ながら、人が劇場に来るということは「良いもんだ」と思う。
さて落語。”おっかねー”面構えの前座さんと女性のマネージャーと”おっかけ”のおじさん(って自分では言っていたが志らくさんの友達だそうで、わざわざ仙台からいらした)四人でやって来た志らくさん一行。ふらーっと一人でやって来る喬太郎さんと違い、どこかシャイな雰囲気を醸し出し、近寄りがたい感じ。それでも話はやっぱり一級品。「抜け雀」から、せっかく映画館でやるのだからとシネマ落語「タイタニック」を聞かせてくれた。個人的には、後から聞いた話だが最初やろうと思っていた「中村仲蔵」を聞きたかったが初回ということもあり、なによりも選んだシネマ落語が、想い出強い「タイタニック」なのだから言うことなし。打ち上げ終了後次回もよろしくお願いしますと握手をかわしお開き。
昨日12月26日の東奥日報の夕刊に、デカデカとわがツラが載っている。この前のディクト寄席の時に、落語好きの東奥日報のKさんからインタビュー記事の依頼があって、あの記事になったのだが、まさかあんなにデカデカと自分のツラが新聞に載るとは思いもよらず、なんともこっぱずかしい。前日、毎年恒例の大忘年会がホテルAであり、N銀行のTさんとWキャストの素人芝居の主役を、おおせつかり白塗り長髪といういでたちで太宰治を演じるという、おそろしい年末。毎年とんでもないことをしてゲストの皆さんにタブンひんしゅくをかい、クタクタで、しかも楽日の金曜日。次の日に仕事を、みんな後回しにしていた関係上すべてがいっぱい、いっぱいな一日になってしまった。
朝、空港に朝一で帰ってくる娘を迎えに行ってから、劇場に行って「正義のゆくえ」のフィルムを編集しなおし映写機にセット。「私出すわ」「リミット・オブ・コントロール」二本のフィルムのバラシと転送、「あの日、欲望の大地で」「母なる証明」初日二本のスタンバイ、各映画の予告編の編成。コンピュータの打ち込み。映写室での仕事終了後、月末年末のCM原稿のチェック。今日と来週の「土曜ワラッター」の紹介映画その他モロモロの準備。3時にとりあえずRABに行って正月分の「ワラッター」録音。いつものスタジオに行ったら違う番組の生放送中。ディレクターのMさんに録音スタジオ案内されてCスタへ。廊下で橋本さんたちがダベッテいて「ここからは2010年だからねー」って、途中買ってきた栄養ドリンクを差し入れ。録音本番!映画はポン・ジュノ監督の「母なる証明」。いつものように予告もなく2010年のラインナップと映画の傾向など聞かれる。これだから気が抜けない。その後、劇場に戻って休憩時間の調整やら映写機のチェック。その後プライベートでいろいろあって、またRABへ。今度は生放送、サトルさんがいて、ギター弾いて歌う。その後「映画大王」今度は「あの日、欲望の大地で」。生放送で年末なので今度は今年のベスト10.聞いてないよーだけど、たぶんそうだよねーと思って調べて?きて良かった。それでなくても済んだことは、すぐ忘れる性格。そういうことで、橋本さんもお昼から忙しいから夕刊なんか見る暇ないはずと、たかをくくっていたが・・・何通ものリスナーからの”たれこみ”多数。ソッコウ夕刊用意させて、みんなに大笑いされる。やっぱりねーそうだよねー。おそろしやワラッター!おそろしや東奥日報。
「あおもり男女共同参画をすすめる会」が10周年を迎えた。知っている人は知っているが、知らない人は全く知らない「男女共同参画」なる活動。性別や年齢、世代の分け隔てなく、一人の人間としての価値を尊重し、互いに協力しあう社会をめざす活動のことで、簡単に言えば男女同権、差別撤廃を推進する活動。
乳癌の撲滅、検診の早期受診を啓蒙・推進するために行われる世界規模のキャンペーン活動などを行っている。
僕は、この会のシネマ部会で毎年開催される上映会のゲストで招かれたりしている関係でこの活動を知った。この前の10周年での活動報告のなかで、初めて目にした活動当初の青森宣言が、素晴らしい内容だったので、ここに紹介しておく。男女共同参画について書きたいことは、いっぱいあるのだがそのうちまた。
男女共同参画都市青森宣言
私は私を大切に思う同じ重さであなたを大切に思う
性別を超え、世代を超え、時代を超え
人と協調し、人を信頼できる
誇り高い人間でありたい
すべての人の自立と平等をめざして
青森は ここに「男女共同参画都市」を宣言します。
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