2010年5月5日

山寅さん

Filed under: 今日のダニー — Cinamedict @ 1:58 PM

連休最後の日、三内にお墓参りに行く。金沢小学校通りの万太郎堰の桜を眺め、旧五連隊・陸自青森駐屯地の桜を眺め、陸上競技場の花を眺め、通称「山寅道路」を経由してお墓に至る。青森は今ここぞとばかり花満開の春。ひさしぶりに山寅道路を走った。
青森県の映画興行の歴史をひもとけば、山田寅蔵という人のことにふれないといけない。県会議員でもあった山寅さんは、青森の映画興行界でも無声映画の時代から弁士としてならし、その後今の中三デパートがある場所に新興キネマという劇場の館主となって、興行組合の会長にもなっている。奈良屋劇場が漏電で全焼した時に、その復興に大変お世話になった人だと聞いている。先日亡くなったサトヨシさん(県議会議長)といい、映画組合の歴代理事長は、なかなか名物男がそろっている。

汗と涙の結晶!

Filed under: 今日のダニー — Cinamedict @ 1:48 PM

庭のベンチ。昔々奈良屋劇場の二階の前列に並んでいたベンチです。昭和40年代は古川の交差点までネブタが運行されていたので、ネブタ用にジイチャンが大工さんに作らせた特注品です。だからとても丈夫で、なかなか凝っていて曲線があったりして、修理しづらい。劇場で25年以上、家の庭で13年、約40年物のベンチ。なんだか風雨にさらされてボロボロになりつつも、捨てられない。平成の大修理を経て、ここに完成(まだ一個だけど)。唐招提寺や薬師寺の大修理の苦労がわかる・・・・・・・そんなことないか。でも完成した直後ペンキ乾いたらワイフの花台にソッコーなっている・・・・無念。

2010年4月26日

バーニャカウダ

Filed under: 今日のダニー — Cinamedict @ 9:33 AM

なるものが巷で流行っているというので、とりあえず家で作ってみたものの、ワイフに不評。「マヨネーズつけて食べた方が美味しい」って言われちゃったので、ちゃんとした「バーニャカウダ」食いに行こうと、娘とフミーズ・グリルでバーニャする。
これがそうなのね。一度食ったらなるほどねーとまではいかないけれど、なんとなくバーニャカウダ。その他に焼いたアボガドや竹の子、なすのカルパッチョなど野菜料理を堪能する。これはこれでおいしゅうございました。

まだ途中

Filed under: 今日のダニー — Cinamedict @ 9:25 AM

春だ!やっときたー!春だ。でも冬、ついに寿命を迎えたデッキの修理も未完。畑に石灰や腐葉土すきこみもまだ、ベンチの修理とペンキ塗りもしたいし・・・・・仕事もあった・・・・。みんな中途半端で月末。今回限りは「どうにかなるべ」はちと「やばい」
まずは買ってきた材木に防腐用ペンキ塗る

こんな感じでデッキの手すりの下がボロボロになっていたので15cmくらい切ってまた使う。基本的に使えるものはすべて使い、ゴミを出さないために釘も錆びていないものはみんな使う。釘打ちしながら、子供の頃から大工さんとよく遊んでいたから釘打ちは得意なのに、なぜゴルフはへたなんだろう?など、どうしようもないこと思う。
こんな感じでつぎはぎだらけのデッキになったけれど、これはこれで”襤褸”って感じで良いかなと。でもまだ”たげ”途中。いつ完成するのやら。

風邪が抜け切らない

Filed under: 今日のダニー — Cinamedict @ 9:11 AM

先週から、風邪ひき。少し熱も出てこんなにちゃんと風邪ひいたのも久しぶりだなー。この前寒い中、庭のデッキを修理したのが決定的な風邪にしたみたい。東京出張もあったので弟の所いったらソッコー点滴。のどの痛いのは直ったのだけれど、鼻づまりがひどい。それでも月末・年度始めエトセトラエトセトラ休んでいられない。
ってことで肉食う。元気つけなきゃ。古典的だけれど、やっぱ肉でしょ。

東京 風景 2010春

Filed under: 今日のダニー — Cinamedict @ 9:03 AM

なにかと嵐の予感。で、早めの東京出張。
まずは銀座。
地価が高い場所だというのは周知のことだったけれど、山野楽器銀座本店が日本で一番になっていたとは知らなかった。東京鳩居堂が24年間トップだったのは覚えていたんだけれど。どちらにしても固定資産税が凄いのにはかわりがないのだから当事者としては関係ないのかも。そう、固定資産税の季節です・・・憂鬱です。空は春の青空。桜もほころぶというのに、固定資産税があるのです。
お値段1平方メートルあたり、3900万だそうです

2010年4月14日

やらねばならぬなにごともならぬはひとのなさぬなりけり

Filed under: 今日のダニー — Cinamedict @ 3:40 PM

家の庭のデッキがこの冬で限界を迎えた。とりあえず危ないから解体する。土台がヒバだったので、その部分はまだしっかりしているのだが、デッキのまわりの柵の部分の下が腐ってグズグズのスポンジ状態。13年も一回もペンキも塗り替えなかったのでしかたがない。ホーム・センターに行って木材を買ってきて、何年か前に買っていたデッキ用のペンキも物置から出した、電動工具もいろいろあるし、新しい木ネジとかも、ふんぱつしてステンの買ったし、あとはやるだけー。でも春の嵐だ。今日はやめよう・・・・・。

なべげん

Filed under: 今日のダニー — Cinamedict @ 3:31 PM

渡辺源四郎商店の千夏さんから「ヤナギダアキラ最後の日」の初日が開いたメール。お誘いを受けたら、すぐ行かなくては、というか、行ける時に行かないといけない。諸事多忙なれど、なんとかする、なんとかなる。春の嵐の中、アトリエ・グリーンパークへ。凄い雨風乱風のなか駐車場案内の劇団員の人たちがライト持って誘導している。がんばってね。差し入れの焼酎一本抱えながら劇場へ。なにも予備知識ないまま会場へ入る。そして暗闇から始まる演劇。なんともこの暗闇が素敵だ。表のすさまじい風の音さえも効果音のような舞台が始まる。ここの舞台は、まさしく老若男女。畑澤さんをはじめ一点の曇りのない目をした人々。闇の中から始まり、闇に溶け込んで終わる舞台。今回もとても堪能した。生きとし生けるものの悲しさ、それができない悲しさ。業の中で生きていくことの儚さ。生の舞台でそれが見れる青森市の人々は幸せです。公演は18日(日)まで。ぜひ。http://www.nabegen.com/

静香ちゃん、いい女になったなー。元スパギャンのスポンサーとしては、うれしいかぎりです。

2010年4月11日

ジャーナリ、ジャナリとフェーブラリー

Filed under: 今日のダニー — Cinamedict @ 10:43 PM

大好きな作家、井上ひさしが逝った。小説家としてだけでなく、劇作家としても、広い意味での芸人としても尊敬する人でした。喜劇華やかりし頃の浅草フランス座時代の渥美清との出会いの話、その後のTV黎明期の「ひょっこりひょうたん島」、小説家としての数々の作品。思想化とも優れ、平和を願い、平和を貫く活動家でもありました。
岡本喜八監督で映画化された「青葉繁れる」は僕にとっては青春の一本でもあります。ラストシーンでハナ肇ふんする元校長先生が開いた英語塾で子供たちに教える英語の月を覚えるための替え歌が心に残っています。「ジャーナリ、ジャナリとフェーブラリ、花の三月マーチましょう、しーがつエイプリル、メイごーがつ、六月ジューンにひとめぼれ・・」また、よき日本の人が一人いなくなってしまった。残念です。

思えば遠くへ来たもんだ

Filed under: 今日のダニー — Cinamedict @ 10:03 PM

RABラジオ・土曜ワラッターの新コーナー?「橋本・谷田の意地っ張り映画劇場」
とりあえず映画のサントラを紹介するコーナー。負けず嫌い全開コーナーです。
今週4/10は僕の担当。先週、橋本さんが山田洋次監督の「故郷」だったので、山田洋次つながりで朝間義隆監督の「思えば遠くへ来たもんだ」(1980) の海援隊で「思えば遠くへ来たもんだ」にしました。朝間義隆さんは映画監督でもありますが山田監督の重要な脚本のパートナーで「男はつらいよ」はもちろん、『遙かなる山の呼び声』、『同胞』など山田洋次監督の作品の脚本を共同で手がけ、『幸福の黄色いハンカチ』ではキネマ旬報脚本賞、日本アカデミー賞脚本賞を受けています。
その他に山田ファミリーとも言える作品「釣りバカ日誌」シリーズにもかかわり、2002年、『たそがれ清兵衛』でキネマ旬報脚本賞、日本アカデミー賞脚本賞を受けた名脚本家。黒澤明における橋本忍や小国英雄みたいな存在です。監督作品も相棒の山田監督とは少しだけ違いどっちかというとハートウォームなエンターテインメント作品が多いです。その中で僕が好きな1本が”寅さん”の同時上映作品だった「思えば遠くへ来たもんだ」なのです。九州からみちのくの城下町角館にやってきた教師と、落ちこぼれ生徒たちとの心のふれあいを描く。金八先生より説教臭くない武田鉄矢がいいです。ちなみに村田雄浩の映画デビュー作品でもあります。
主題歌も心に沁みます。主題歌の方は中原中也の詩集からインスパイヤされているみたいで、武田さんはその他に「贈る言葉」でも堀口大学の詩集から”暮れなずむ町の、光と影の中”と、とても読者家だということが伺えます。今週出番だった水戸華ノ介さんも好きな歌だそうです。

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