2007年8月10日

ジャンボかる

Filed under: 今日のダニー — Cinamedict @ 8:05 PM

床屋に行く。津軽では、床屋に行くことを”ジャンボ刈に行く”という。ジャンボ飛行機を狩に行くわけではない。床屋に行きたての頭を”はづあだま”という。昔友達に”ろーハヅアタマ!”って言われたことがある。わけわかんないけど、なんとなく気恥ずかしい気分になる。

僕の行く床屋は昔から変わらない”大宮のパパ”やっている床屋。イスに座って世間話して終了。考えたら今まで、あーせい、こーせいと髪型に注文つけたことがない。夏場は、思い切り短く、冬は長めに勝手になる。竹の子・山菜・キノコ・渓流釣りの話が熱中すると、おのずと髪の毛が短くなる。それでもいいや暑いから今回もさっぱりハヅアタマ。         

2007年8月9日

ある日、東京で

Filed under: 今日のダニー — Cinamedict @ 8:59 PM

アヒルのおねえさんに世話になって、またまた調子に乗って飲みすぎ。朝っぱらから長くて訳わかんないけどインランド。見附でスフレとロンドンが、お昼は時計さんとバラチラシおいしゅうございました。完成を切に願います。六本木の縦社会のお兄さんに、たんまりあずけられ、いきなり予想外のロードが・・・。34階のカフェテラスでコーヒー飲みながらダベッテ、これが社員食堂とはゴージャスです。銀座9を抜けたら雀が待っていた。

帰りの新幹線なんとなく眠れずにアイポッドのイーグルスのデスペラードを聞く。この”ならず者”となずけられた切ない歌を聴きながら、テーブルクロスのマリア様やモリコーネ、など真夏の東京でめぐり合った映画に思いをはせ帰路につく。みなさんありがとうございました。また来ます。

TOKYO・CINEMA・SHOW

Filed under: 奈良屋通信 — Cinamedict @ 8:28 PM

だまって表に立っていると溶けてしまいそうなくらい暑い暑い東京に又行く。といっても仕事だからしょうがない。毎年恒例の外国映画輸入配給協会(通称,外配協)主催のGTFトーキョー・シネマ・ショーが内幸町のイイノホールでおこなわれた。もうすでに12回目となる大予告編大会。いつものようにクロさんが司会。10時半きっかりに始まって昼休みを入れての、終わったの3時半過ぎ。プログラムではその紹介本数なんと31社273本!しかもこれでも来年の上半期までの本数なのだから、凄い数だ。こんなにあると各社の宣伝部が色々工夫を凝らしているけれど、何がなんだかわからなくなってくる。いつものことではあるけれど。

2007年8月6日

陸奥新報 ラウンド ミッドナイ

Filed under: 奈良屋通信 — Cinamedict @ 5:00 PM

よく聞かれる質問に、僕は、音楽が良い映画が好きだと答えている。別にミュージカル映画が好きなのではない。

どちらかというと、映画の筋そっちのけで、唐突に踊ったり歌ったりするミュージカルは苦手なジャンルといっていい。

「ゴッド・ファーザー」、「ブルース・ブラザース」、「燃えよドラゴン」、「ロッキー」、「スター・ウォーズ」、「卒業」、「ロミオ+ジュリエット」、「レイ」などなど。

ジャンルはとにかく、映画に使われている音楽そのものがオリジナルであれ、既成の歌であれ、良い音楽が使われている映画が好きだ。洋画だけではない。日本映画でも、北島三郎の「兄弟仁義」。

高倉健の「唐獅子牡丹」。「砂の器」のオーケストラが奏でる荘厳な音楽。黒澤明を支えた早坂文雄の「七人の侍」。「旅の重さ」の吉田拓郎。拓郎が出たから陽水も、栗田ヒロミの「放課後」。最近では「リンダ・リンダ・リンダ」。ブルー・ハーツのオリジナルがヒットしたときは、過激さのあまり関心はなかったが、映画でペ・ドゥナが歌った「リンダ・リンダ」にはシビレタ。

そんな大好きな映画の中でもオススメが「ラウンド・ミッドナイト」。ただ、ただ、ひたすらにカッコイイ、心揺さぶられる映画。ニューヨークからパリにやって来たジャズ・プレイヤー“ディル”と、彼の吹くサクスフォンを“神の響き”と崇め、酒と薬でボロボロになった彼を庇護するフランス人青年の友情を描いている。

。他の出演者もハービー・ハンコック、ロン・カーター、ウェイン・ショーターなど、バリバリのジャズ・プレイヤーが「ラウンド・ミッドナイト」「ボディ・アンド・ソウル」などの名曲を演奏している。パリの地下にあるジャズ・クラブの場面など、もしも、そのクラブが近くに実在していたならば、毎日でも通いたくなるくらいだ。

そして、なんといっても主役のデクスター・ゴードンが素晴らしい。本物のジャズメンだからこそ表現できるその生き様が、主人公“ディル・ターナー”なのか、それともバド・パウエルなのか、デクスター・ゴードン本人そのものなのか。おのれの命を削って演奏してきたモダン・ジャズという生き方を、そのままに表現しているように思わせる。

映画初出演ということなど、どうでもいいくらいの絶妙な演技も、ビ・バップの即興のなせる技だったのだろうか。そして、心に染みるフランスの空の青さと、ジャズを育てたパリの人々の懐の広さ。もしもパリがなかったら、マイルスもモンクもパーカーも、たぶんジャズそのものが消えてなくなっていたかもしれないと思わせる映画。

ジャズに興味がない人も、ぜひ見て欲しい。タバコの煙と強い酒とジャズ。健康的ではないけれど、たまにはいいかな。

 

神童

Filed under: 奈良屋通信 — Cinamedict @ 4:57 PM

クラッシック音楽がブームなのだという。マンガ「のだめカンタービレ」が、TVドラマになってクラシック・ブームに火がつき、CDの「ベスト・オブ・クラシック」が爆発的ヒットとなった。昨年、モーツァルト生誕250周年ということもあり、今までにないくらいクラシック音楽が注目されている。

日本映画「神童」も、男女二人の若きピアニストが主人公の本格的クラシック映画。

注目は、主人公の男女を演じる2人の役者が、この先必ずや日本映画を代表する逸材であるということ。

言葉を覚える前に楽譜が読めた13歳の天才ピアニスト“うた”を演じるのは14歳にして映画初主演ながら、その圧倒的な存在感と演技で、まさしく神童の呼び声高い成海璃子。

「大丈夫、あたしは音楽だから」と言い切る、そのゆるぎない自信、必然から自然に感じさせるほどの天賦の才で自然に演技できる中学生の大女優だ。そして、天才ゆえ悩み孤独な彼女に、音楽の楽しさ素晴らしさを目覚めさせる、落ちこぼれの音大受験生ワオに、青森県下北出身であり、今、最も活躍している若手俳優の松山ケンイチ。朴訥に、そしてひたむきにピアノを弾き、演じる姿は、彼もまた神童なのだと感じさせる演技だ。もう一人、神童がこの映画には参加している。

わずか5歳でウィーン国立音楽大学予備科に入学した94年生まれの和久井冬麦が“うた”の演奏の吹き替えを担当している。

その他、英国王立音楽院を主席で卒業し現在同じ学院の大学院に在学中の三浦友里枝。TV「のだめ・・」で玉木宏の演奏の吹き替えを担当し、今回ワオの演奏も担当しているショパンコンクール1位の清塚信也など、国際舞台で活躍する日本クラシック界の新鋭がベートーヴェン、メンデルスゾーン、モーツァルト、シューベルト、ショパンの名曲の数々を奏でる。劇中に出てくる言葉「音楽は生きるためにあるものだ」この映画を見て、その意味を感じ取ってくれたら幸いである。

 自身の才能に悩み、持て余している13歳の天才ピアニストの少女うたが、音大を目指す落ちこぼれ浪人生ワオと出会い、成長する姿を描く。

さそうあきらの同名コミックの映画化。

監督  萩生田宏治

出演  成海璃子、松山ケンイチ、手塚理美、吉田日出子、甲本雅裕、西島秀俊、柄本明、串田和美、貫地谷しほり

Filed under: 奈良屋通信,映画ガチョーン — Cinamedict @ 4:56 PM

その昔、リーゼントや暴走族、今で言うヤンキーは苦手だった。でも回りの友達はリーゼントのヤンキーだらけ。

チュウラン、タンラン、チョウラン(金魚ではない)の裏に昇り竜の刺繍入り!なんて今思えば冗談みたいな学生服の中、一人スクール・タイガーの普通の学ランで、わざとボロボロにした学生帽を目深にかぶり学校に通っていた。

そして、なんといっても理解できなかったのが“ソリ”。若いうちから剃りこみいれて凄みをきかすなんて、どこから伝わった風習なんだろう。

僕は、かっこいいとは少しも思わなかった。もしかしたら、江戸時代のチョンマゲの月代のなごりか。(そんな、そり込みいれたみんなは今では自然にそりこんでるが)でも、キャロルや矢沢永吉も好きだった。

原宿に、まだ岩城晃一も舘ひろしもいたクールス見に行ったり、外人部隊(なつかしいなぁ)のコンサートに行って一番前のスピーカーの前で耳がおかしくなったこともある。不良じゃなかったけれど、なんとなく、あの熱いのが好きだった。

そんな時代の名作が6月22日あおもり映画祭の上映作品の一つとしてシネマディクトにて上映される。「狂い咲きサンダーロード」監督:石井聰亙、音楽・美術:泉谷しげる この幻の名作を今、映画館で、しかも35mmフィルムで見られるのは結構すごいことなんです。

しかも橋本康成さん司会、石井監督と泉谷さんと3人でトークショー!なんと上映終わってから!上映夜8時から!だから夜中まで!いつ終わるのか、わかんない!あの熱かった日々をもう一度!ぜひ!

はじまりはじまり

Filed under: 今日のダニー — Cinamedict @ 3:53 PM

「ねぶた」の時期にブログ開始なんて・・。

子供の頃から「ねぶた好き」。昔は奈良屋の前もねぶたが通っていたので劇場の長いす出して桟敷作ってお客さん呼んだり、跳ねとには、お水やお酒やビール(サッポロストライク!なつかしいなー知らない人多いよな)を振舞ったりして、若い衆も父も僕たちも、上映していた映画の染め出しのおそろいのユカタ着てねぶた見てました。その後、囃子もタイコならったりしたけれどやっぱり跳ねとが一番。歳とって運行や裏方もやったけれど”おもしぇぐね”モツケでもいいやっぱり”チャントマガナッテ”こぶらとよろたおがしぐなるまで跳ねるのがいいです。

2007年8月1日

ディクト・マガジン No.77

Filed under: Dict NEWS — Cinamedict @ 11:01 AM

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           ディクト・マガジン No.77
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      楽しい映画・素敵な映画・心に沁みる映画を貴方のもとに 
            ディクト・マガジン   2007年8月号
            《  http://www.cinemadict.com/ 》
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ホムページのBBSを閉鎖してから早3ヶ月。いろいろなことでやめたんですが
やっぱりなんか寂しい。そこで、もう少ししたらホームページにブログを
載せようと思います。でも毎日は書けないです。
開設する前からオオイバリで宣言。大丈夫だろうか・・。
 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
【目次】(1).8月の上映作品(2).次回作紹介(3).プレゼント当選者発表!
(1).☆只今上映中☆
「神童」8月3日迄
「輝ける女たち」8月3日迄
「明日、君がいない」8月3日迄
8月の作品
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「キサラギ」ユースケの役名はオダ・ユージ!(本人から連絡なし・・) 
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ヘンリー・フォンダ&シドニー・ルメットの「12人の怒れる男」
中原俊の「13人の優しい日本人」など密室劇は脚本が大事
今回の作品も中々見ごたえがあります。
自殺したアイドルの死の真相について推理を展開する密室会話劇
6人の演技派男優がオタクにナリキリ魅せる
脚本:古沢良太(三丁目の夕日)
監督:佐藤祐市(古畑任三郎、大奥、シムソンズ)
出演:小栗旬、ユースケ・サンタマリア、小出恵介、塚地武雅、香川照之
<8/4~8/17>
 □  OFFICIAL SITE
http://www.kisaragi-movie.com/
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「ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習」
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昔、「ケンタッキー・フライド・ムービー」という映画がありましたが
この映画は100倍ヒ・ド・イ!日本では、お蔵入りの予定でしたが
全米で大ヒットを記録し、ゴールデン・グローブ賞で主演男優賞を受賞しちゃっ
たので、急遽公開決定!オスカーもノミネート!アメリカ病んでるぜ!
<8/4~8/17>
 □  OFFICIAL SITE
http://movies.foxjapan.com/borat/
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「それでも生きる子供たちへ」インビジブル・チルドレン
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社会の中で、その存在が認められていない子供たち、
それでも子供たちは生き延びるためにしたたかに戦いながら生きている。
ジョン・ウーは初めて中国本土で撮影したそうです。
7か国の子どもたちが直面する厳しい現実を、それぞれの国を代表する監督たち
が赤裸々につづるオムニバス映画。
監督:カティア・ルンド 、ジョーダン&リドリー・スコット 、スパイク・リー
エミール・クストリッツァ 、メディ・カレフ
シテファノ・ヴィネルッソ、ジョン・ウー
<8/11~8/24>
 □  OFFICIAL SITE
http://kodomo.gyao.jp/
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「キャプテン」友情・努力・根性・汗・涙・笑い・・だから感動する。
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イチローもシンジョーも「巨人の星」でも「ドカベン」でも「アストロ球団」
でもなく「キャプテン」にすごい影響を受けたそうです。
ちばあきおの描いたひたむきな野球漫画の不朽の名作の実写版映画化
野球シーンにはノーCG。だから本物の野球少年たちが出演
<8/18ロードショー>
 □  OFFICIAL SITE
http://www.captain-movie.com/
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「ボンボン」犬の種類はドゴ・アルヘンティーノ種だそうです。
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アルゼンチン南部のパタゴニアを旅する男と犬の珍道中を、
優しく見つめるラテン版わらしべ長者ロードムービー
<8/18~8/31>
 □  OFFICIAL SITE
http://www.bombon-movie.com/
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「ボルベール<帰郷>」ラテンの血が騒ぐ!女の血が騒ぐ!
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カンヌ映画祭で最優秀脚本賞と最優秀女優賞を受賞
オール・アバウト・マイ・マザー、トーク・トゥ・ハーに続く、
アルモドバルの女性賛歌三部作最終章にして最高傑作。
母として、娘として人生をたくましく生きる女たちの生き様を
スペイン&アルモドバルならではの色彩で描き上げる。
監督:ペドロ・アルモドバル
主演:ペネロペ・クルス
< 8/25~9/7>
 □  OFFICIAL SITE
http://volver.gyao.jp/
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「魔笛」ケネス・ブラナー脚本・監督作品
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モーツァルト最高傑作オペラの完全映画化!
舞台を古代エジプトから第一次世界大戦のヨーロッパに移し、
運命の恋人たちの姿を描く。全22曲の「魔笛」の楽曲に乗せ、
遊び心一杯の映像と新解釈で展開するミュージカル仕立ての物語
<9/1~9/14>
 □  OFFICIAL SITE
http://www.mateki.jp/
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「鉄板英雄伝説」二本しかフィルムないなんて・・それでもやります
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「フライングハイ」「ホット・ショット」「ギャラクシー・クエスト」
に勝るとも劣らない最近のメジャーヒッツ全部パロッてます。
『最終絶叫計画』の監督によるナルニア、ダヴィンチ・コード、
パイレーツ・オブ・カリビアン、ハリーポッター、チャーリーとチョコレート工
場、X-MEN、スーパーマン、スターウォーズ、ボラット等等をパロディ
<9/1~9/14>
 □  OFFICIAL SITE
http://movies.foxjapan.com/teppan/
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「サイドカーに犬」今までの竹内結子を捨てて演じた竹内結子
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競演の子役は「個性派女優になりたい」松本花奈
主題歌は、YUIさんに観てもらい、作ってくれた。
このごろの映画はとってつけたようなが多いのですが、
この映画にふさわしい主題歌。
芥川賞作家・長島有のデビュー小説の映画化作品。
た『雪に願うこと』の根岸吉太郎が監督を務める。
<9/15~9/28>
 □  OFFICIAL SITE
http://www.sidecar-movie.jp/
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「プロヴァンスの贈り物」グラディエーターのコンビがなんと!
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ラッセル・クロウ主演、リドリー・スコットが監督のロマンティックコメディー
疎遠だった叔父さんが死んで南仏のブドウ畑を相続した敏腕トレーダーのイギリ
ス男。さっさと売り払うつもりだったけど美女とワインが・・
<9/15~9/28>
 □  OFFICIAL SITE
http://jp.franceguide.com/home.html?NodeID=1129&EditoID=88417
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「アヒルと鴨とコインロッカー」仙台が舞台です。
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人気作家・伊坂幸太郎の同名小説を、瑛太、松田龍平の共演で映画化。
ひとり暮らしをはじめた大学生が、隣人から“広辞苑を1冊強奪する”
という計画をもちかけられたことで始まるほろ苦い愛情と友情を描き出す。
<9/15~9/28>
 □  OFFICIAL SITE
http://www.ahiru-kamo.jp/
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「ルネッサンス」実写とアニメの境界線を越えた映像美
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巨大な陰謀渦巻く近未来のパリを舞台に、誘拐事件を追う警部の活躍を描く
SFアクション・フィルムノワール。
<9/15~9/21>
 □  OFFICIAL SITE
http://www.renaissance-movie.net/
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「あるスキャンダルの覚書」ゾーイ・ヘラーによる同名小説を映画化。
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2006年度アカデミー賞主演女優など4部ノミネート
実力派女優ジュディ・デンチとケイト・ブランシェットが、世代の異なる女教師
を競演するスリリングな物語。
<9/22~10/5>
 □  OFFICIAL SITE
http://movies.foxjapan.com/notesonascandal/
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「レッスン!」社交ダンスとヒップホップの融合
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ダンスを通して不良生徒たちを更正させた、社交ダンス世界チャンピオン、
ピエール・デュレインの実話を基に映画化した青春映画
アントニオ・バンデラスが、実在の人物ピエール・デュレインを演じる
<9/29~10/12>
 □  OFFICIAL SITE
http://jp.franceguide.com/home.html?NodeID=1129&EditoID=88417
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「エディット・ピアフ 愛の賛歌」あなたの 燃える手で♪
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全世界85カ国で歌い継がれている伝説の女性シャンソン歌手エディット・ピアフ。
哀切と情熱が混在する名曲“愛の讃歌”誕生には、最愛の恋人を飛行機事故で失
うという秘話が隠されていた。
47年間の彼女のドラマティックな人生を描いた、珠玉の“愛”の物語。
<9月下旬ロードショー>
 □  OFFICIAL SITE
http://www.piaf.jp/
●公開予定●
・パンズ・ラビリンス
・天然コケッコー
・ショート・パス 
・エヴァンゲリオン 序 
・リトル・レッド 
・インランド・エンパイア
・リトル・チルドレン
・クワイエット・ルームにようこそ
・サルバドールの朝
・ヴィトス
*———————————-*
(3).8月のプレゼント
5名様に当選ハガキ発送します。おめでとうございます。
・ 8月のプレゼントは9月のチケット・プレゼント5名様です。
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購読の解除は購読中のメールアドレスをご記入の上、
dict@cinemadict.comまでご連絡下さいませ。
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【編集後記】先日、映写機のメンテナンスで東京からビクターの人が二人
夜に来ました。劇場の上映が終わってから作業開始。今回はスライダックという
結構重要な部分の交換、画面、音響の調整、リレーのチェックなどなどなど
僕も一緒にいるわけで・・終わったの朝4時半。お疲れ様でした僕  谷田恵一
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電子メールマガジン『ディクト・マガジン』 2007/8月号
   企画・制作:株式会社 奈良屋劇場   
発行責任者:谷田恵一
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MAIL:dict@cinemadict.com
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2007年7月15日

芸達者

Filed under: 今日のダニー — Cinamedict @ 9:57 AM

予告の編集を終えて少しだけ走らせたら・・・ガーン!一番最初の「恋しくて」につけた頭の予告「輝ける女たち」裏っかえし!大急ぎで直す。ファースト・ラン5分前にやっと全工程終了。
そしてなにごともなく・・・・ではない。「神童」途中でコマとび(橋本さん教えてもらいありがとう、みなさんすみません)。「シュレック3」予告終了→本編でコマとび。「神童」はつなぎ目のテープはりかえ、「シュレック3」は、つなぎ目1パーフォかぶってつなげてた。すんません。

「神童」ファーストラン終了後、今日のワラッターの段取り聞きに下に行ったら、橋本さんが、すっごい怒ってる。まずい、上映中コマ飛んだから・・と思ったら、近くに座ってたオバサン二人最初から最後までぺちゃくちゃおしゃべりしてたらしい。トイレから出てきて帰るときまでずーっとしゃべくりとおす。なにしにきてるのやら。まわりの迷惑考えましょう。いい年なんだからさー。
夜、ラジオ。今日は先日の「狂い咲きサンダーロード」での石井監督と泉谷さんのトークの模様を放送なので早めに来てというのでRABに早く行く。ちょうど”野球延長が終了して初の肉雄アワー生で見た。ほんとに初見で原稿読んでるのね・・たいへんだー。たもっちゃん尊敬。
サブで笑って油断してたら、スタジオ呼ばれてあせる。でも橋本さんの編集技術はすごい。ここまでくると一つの芸だね。よくぞあのヤバイ話を魔法のように消すもんだ。小林さんのコノ字も出ない。
映画大王は「神童」。
なんでスタジオにキーボードがあるのか不思議だったが、なんとチャッピー橋本キーボード弾きだして始まる。なんでもできますねーあなた。今回はすげー映画も役者も気に入ってもらったみたいだ。とくに成海璃子が、ど真ん中みたいで、ほんとは青森県むつ市出身の松山ケンイチ中心に話すはずが、リコリコリコになってしまった。あとから少しとってつけたけれど。

2007年7月13日

シング ア ソング&ミュージック

Filed under: 今日のダニー — Cinamedict @ 7:53 PM

明日からのシネマディクトは
「神童」「恋しくて」「恋愛睡眠のすすめ」
音楽が人生の中でどんなに大切か、身近にある存在か、
映画にとって音楽と編集が、どれだけ重要かが、とってもわかる3本。
松山ケンイチ、成海璃子・主演。日本初の本格的クラシック映画「神童」
主役の二人もさることながら、世界に誇るまさしく神童たち(まじに驚愕の経歴の人々!リコちゃんの影武者ピアノ弾いている和久井冬麦なんて5歳でウィーン音楽大学に入学だよ!)、若手のクラシック界の新鋭がふたりをフォローしている。クラシック・ピアノの素晴らしさが堪能できます。

「恋しくて」は、ビギンの高校時代を下地に描いた沖縄・石垣島の青春物語。バンドやろうぜ!ウララウララウラウラでー。へたくそでもみんなでやる音楽は楽しい。見てる方だってたのしいさ(沖縄風)。
でも、劇中に歌われる与世山澄子の「ワッタ・ワンダフォー・ワールド」は泣けます。

そしてミシェル・ゴンドリーの「恋愛睡眠のすすめ」
もともとバンドのドラマーだったゴンドリー
自分のバンドのPVとったらそれが評判で
ビョーク、レニー・クラビッツ、ストーンズまで彼にPV撮らせるようになって
映画デビューとなったわけで、少し不思議なストーリーなれど
音楽もファッションも素敵な映画なわけです。

追伸

「シュレック3」だって負けてはいません!あの”007”のテーマ抜きの!ポールマッカートニー&ウイングスの名曲「死ぬのはやつらだ」やヘレン・レディの「ブルーバード」、ツェッペリンの「移民の歌」など、なかなか他の映画では権利がうるさいから出来ないことをしているのです。さすがデヴィット・ゲフィンがいるドリームワークスです。スピル・バーグだけではないぜよ!

 

 

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