第五回 ディクト寄席
前売券あまり売れず。心配していたら当日に皆さんいらして結局満員の盛況で感謝感謝。
喬太郎さんもシッカリ古典を三席。中入り後の「錦木検校」には、思うことあり泣きました。
前売券あまり売れず。心配していたら当日に皆さんいらして結局満員の盛況で感謝感謝。
喬太郎さんもシッカリ古典を三席。中入り後の「錦木検校」には、思うことあり泣きました。
ソフトクリームが好きだ。夜店通りの国道はさんで山手にある大橋コーヒー(前はカルディ・コーヒー。僕の同級生です。安くて美味しいコーヒー豆売ってます。)の向かいにある「さかもと」のミソラーメン食った後の〆のソフトは旨い。
新町通りの「千成」でワンタンメン食った後にソフトにしようか、クリーム白玉ぜんざいに(ソフト+あずき+白玉)するかいつも迷うが最近は白玉注文してしまう。昔ならば、柳町にあったコロンバンの無駄にコーンの持つところが長かったソフト。長いといえば大学生時代、東京の中野に住んでいて中野ブロードウェイの地下にある?あった?「やよい」の8段ソフト!(だったっけ?すみません、もう20年以上も前の話なんで。)目の前で子供が足元に落として、べそかいていても、そしらぬふりで食べた、あの意地の悪い快感!昔は今は亡き青島幸男が上のマンションに住んでいてサンダル履きでよく歩いていた(スパゲッティ屋も、やっていた)。「ムロ」って名前のスゲー旨いけれど、とんでもない人見知りの夫婦がやっていた中華料理屋さんも、もうない。今はアキバとならぶオタッキーな街になっちゃったけれど。ブロードウェイ懐かしいなー。今度行こうかなー中野。そういえば最近店閉めた池袋の「大勝軒」も中野の店が元祖で・・スゲー脱線したゴメン。食べたくて仕方がなかったけれど、絶対に食べさせてくれなかった、東映マンガ祭りの時だけ売られる、東映のソフト!なんで絶対食べさせてくれなかったかは、ナイショ。そして今でも一番のお気に入りは子供の頃からよく父と二人で食べ歩きしていた「大谷のうどん屋」のソフト。そう、ムーランの近くにある古川市場の角の麺玉を売っている大谷です。40を半ば過ぎても、おかまいなくソフトクリーム食いながら歩いて劇場まで帰ります。市場のおばちゃんに“おにいちゃん(なぜか昔から知っているおばちゃんたちにこう呼ばれる)、メベ!”ってよく言われるけど”メぇ~”と、おまえは羊か。別にメグセクないもん。
ジュゼッペ・トルナトーレ監督といえば「ニュー・シネマ・パラダイス」。名コンビのエンリオ・モリコーネノノ主題歌は、今でも耳にする。その最新作「題名のない子守唄」は、今までの作風とはガラット変わってサスペンスでありミステリーでもありスリラーでもある。ホントに怖いし恐ろしい、そしていつまでも心にとげが突き刺さるような哀しい女の業やサガを描いている。
ラストが、なければいつまでも引きずってしまいそうな、そんな映画でもあるけれど。主演のイリーナを演じたクセニア・ラパポルトが美しくそして素晴らしい。
いつものように夜中テストして見た劇中、
イリーナが仕事から帰り際お持ち帰りのピザを買って帰る場面でピザの箱から出る湯気がまた美味しそうなピザを想像させて、きになって腹へってピザが食べたくなってしまった。
祝!日大フェニックス関東選手権制覇!
長かったトンネルを抜け、やっと関東の王者に。17年振りの甲子園ボウル出場だ、しかも相手は宿敵・関学。僕が在籍中の大昔の4年間は、松岡、鈴木、横瀬、大下、大用たち、まさしく黄金時代で負けたことなかったと思う。よく応援にも行った。それが低迷して篠竹先生も亡くなって、最近は法政の天下だったが不死鳥は、まさしく灰の中から甦った。甲子園ボウルいきてー。
決算終了!やれやれ。
機械も落ち着いて、決算も終了したと思ったら。今度は消費税&市・県事業税・・・・そして映画料と支払いの山・・・・・・・・。なんか、こうなってくると性格上,のり平さんの如く"パァー"っとやりたい今日この頃。でも、そうもいかないなー、今日は「マリア」の試写会だし。スポンサー明の星学園だから、きっとシスターたちがおいでになるのだろうなー。幼稚園がカソリック系の今はなきヨハネ幼稚園出身の僕はマリア様には弱いのです。ケンカしたらとりあえずマリア様の前に立たされ、給食のホウレンソウのおひたしを絶対食べずにマリア様の前に立たされと、なんかするとマリア様と一緒?いまだにキンチョーするのです。とりあえずインフルエンザの予防注射してガンバロウ。なんのこっちゃ。
山下タダシではない。
放浪の画家と言われ映画、TVにもなった貼り絵で有名な山下清の展覧会が青森郷土館で25日まで開かれていた。デイジー様からもらった、その日までの招待券。本当は行く気がなかった山下清展。でも、せっかくもらった招待券。もったいないから食べちゃった・・じゃない見に行った。
最終日なのでか、凄い人。駐車場もいっぱいだ。もちろん展覧会も郷土館らしくなく!ヒトひと人。混んでいる展覧会は嫌いなもので、見たいものだけめざしあとはスルー。
なぜ行く気がなかったかというと、個人的に山下清の貼り絵には強い思い入れがある。一つは子供の頃よく父に連れられて見に行った松木屋とかでやった山下清の展覧会。そして山下清を主人公にした映画「裸の大将」が、今でも僕の大事な心の映画の一本だからだ。
そして、絵・映画どちらも、汚されていく現実に、少し嫌気がさして山下清から心が離れていった。
絵の方は、見に行くたびに色あせてくる色紙の切り絵に哀しく、そのあつかいにも心が痛んだ。でも今回の見に行った収穫は、やっとそれらの作品が修復されてきたと言うこと。僕の好きな花火もきれいに甦ってきていた。
映画そのものは変わらないが、その後に作られたTVシリーズ。芦屋 雁之助その人は嫌いではない。でもヒットしたからと無理やりシリーズ化したあのドラマが嫌いだった(あくまでも個人的に)。今度は塚地が演じているが・・。
映画での小林桂樹演じた山下清は本人存命中で「あんまり似ていないな」と言っていたそうだが、その二人が一緒に写っているポートレイトも展示していたけれど、なんのキャプションもなかったのが残念。
映画のラストシーンで花火を見ている小林桂樹扮する山下清と隣に座って花火見ていた三木のり平との演技が今でも心に残っている。
お昼、新そばの季節。金沢小学校通り、こなか動物病院向かいの「扇屋」
めちゃくちゃ腹が減っていたので鴨セイロ&セイロツユ抜き。(大盛りじゃたりないので)ワイフいつものように天丼。満足満足。当然、天丼も食いました。
いまは無き名店たち。その二
合浦公園にあった木村屋。今では合浦公園の「みつかけ」といえば“つじい”だが、本当は木村屋だった。ここのおばあちゃんが細長く伸ばした餅を和鋏でチョキチョキ切ってミツをかけるみつかけが好きだった。そして忘れてならないのがしょっぱい中華ソバ。今でも心の中では、ここの中華ソバが一番美味いと思っている。開高健は、もうなくなったものを想い焦がれるうちに、その想いが増幅して、実際にまたまったく同じ物でも、めぐりあったときに、自分の想いと違ったりしてがっかりすることを「智の哀しみ」と評したが、それでも僕は叶わぬ事と知りながら、ここのシナソバが食べたい。夏休みに海水浴に来てまずは木村屋でミツカケや串団子と中華をたのむ。最初出て来るブリキ製の魔法の急須も懐かしい。大人のゲンコツくらいの大きさなのだが、茶碗に注いでも注いでもまだ番茶が出て来る不思議な急須だった。薄暗くコンクリ打ちっぱなしのタタキに、そっけないスチールにビニールのカバーのイスとテーブル。かえってそれが懐かしい。もうなくなって30年くらいはたったのだろうか。ここで腹ごしらえしてから浜辺に向かう。子供の頃から“がっぽ”公園には当たり前のように海水浴に行っていたが、日本全国でも海水浴場がある公園はめずらしいらしい。ここで海水浴というよりも砂遊びして、屋台のオデン食べる(今ショウガミソおでんって言っているけれど、あれは“しょうがみそ味の素”おでんなのだ!味の素思いっきり入ってないと今一美味しくない)。それだけでとても記憶に残っている子供の日々。そして忘れられないのが競輪場。ここにオットセイがいた。父に連れられてガッポに行くと木村屋行ってから、ここでオットセイを見ていた。花見も青森ではここ。寒くて寒くて我慢比べみたいなわけわかんない夜桜宴会。いろいろなことがあった。すべてがなつかしい公園。それが合浦公園。
先週は、風邪ひいて、鼻水から鼻ズマリになり体調最悪。それなのに雪は降り積もるは、映写トラブルで、迷惑かけるはで、心身ともに傷心な日々。それなのに映画は3本初日でそれぞれテスト・ランしなくていけない。二日間、朝コバヤク劇場行って一人でテスト。これをやらないと上映中に休憩になったり機械止まったりするので、どうしてもやらなければいけない。
連休に入ったら映写機がストライキをおこして自動で、できなくなって営業には差し支えないが、そのつど手動で動かす。何度も何度もチェックして怪しい箇所やっと見つける。サンキューゴッド!いろいろ怪しい箇所考えてどうしようか迷って、さわると危険な場所や、一回やっちゃって失敗したらハイそれまでよでビクターに電話して来てもらわなくてはいけない場所、ここでバンザイしたら部品3千円、手間賃あごあしで二人も来たら30万コースということもありえる。年末に、この出費はなんとしても避けたい。今回は、ちょとしたビスの緩みだけで問題解決(たぶん)。中ちょさないでよかった。こういうときいつも映写室で叫ぶ!「工学部じゃねーんだよオラァ」でもガンバッテなおさないといけないからなんとかするのです。
付き合いというのは、ほどほどにしたいのだが、生来の飲兵衛で、人の誘いをことわりきれない優柔不断男。今日もいろいろ大変なことが、いつにもましてたくさんあって、こころ的にも肉体的にもオーマイガーなのに、飲み会。しかも、なかなか行けないエリア見学付き!好奇心のアッカイである僕としてはどうしても行きたいわけで・・・絶対普通は見せてくれない場所見学した後、近くの寿司屋で飲み会。西沢潤一先生の偉大なる功績と、大昔のネタばらしとで今日は早々帰宅。
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