2008年11月1日

ハンサム★スーツ

Filed under: ノザック コラム,奈良屋通信 — Cinamedict @ 2:03 PM

「ハンサム」って、いったいなんだろう。たぶん、スタイルがよく(簡単に言えばデブではない)、目鼻立ちがはっきりしていて(イケメンというやつ)見た目が良い人。男女の差別化の基本とでも言うのだろうか。でも、古今東西、はやりすたりがあるのも事実。一昔前と今とでは、ここで言うところのハンサムの基準は変わってきていると思うし、個人的にも好みというものもあるし、とてもあいまいな基準でもある。生物学的に言うと、「種を残す」という生き物の本来の本能のためにある優劣の基準でもある。まあ、そんな小難しいことを考えなくとも、男は、女の子にモテタイわけで、ハンサムというものに憧れと嫉妬が男にはある。反対に女の子だって、とりあえず見た目で最初は男を判断するわけで、ハンサムにこしたことはない。でも、それだけがすべてじゃない!声を大にして僕は言いたい!ハンサムだからって、いい男とは限らない。絶対、いい男とハンサムは違うのだ。

「ハンサム★スーツ」ロードショー公開中
ブサイクゆえにモテない人生を歩みながら、偶然出会った“ハンサム・スーツ”を着てハンサム男に変身した主人公の姿を描くラブコメディー
脚本:鈴木おさむ
監督:英勉
出演:谷原章介、塚地武雅、北川景子

2008年10月29日

東京出張。怒涛の9社回り。

Filed under: 今日のダニー — Cinamedict @ 9:53 AM

東京です。仕事です。映画配給会社まわりです。試写見るヒマありません。とにかく担当営業さんに会って話を聞く、しゃべる。もうすでに来年の話ばかりです。2010年の話もチラホラ。今回は最初プライベートな時間を作ったので後半とてもハードな出張になってしまいました。初日、朝10時から渋谷シネカノン→麹町角川。午後、六本木BMS→新宿でザナドゥM女史(ヤング)待ち合わせ。飲み会場で来年の話。その後恒例の飲み会。今回は結構担当替えがあったので、みなさん挨拶・顔合わせの飲み会になった。様々な業界話に花が咲き”あっ”というまに0時!”やばい終電だ!”急いで御開き。「また年末に!」
翌日、朝6時起床。風呂入って、飯食ってチェック・アウト。大江戸線で六本木。大江戸線は走行10分でもホームまで時間がかかる。それでも思いのほかアスミック・エースに早くつきすぎ総務のY女史とコーヒー飲みながらだべる。そうしているうちに担当のKさんがやって来た。「昨日はありがとうございました」と謝しさっそく仕事。怒涛の9社回りが始まった。その後はピックス→虎ノ門ソニー→銀座でJHBの井上さんとランチ→銀座テアトル→恵比寿トルネード→クロック・ワークス→銀座・ムービーアイ→赤坂・東北新社・・・・

燃え尽きた・・・

2008年10月13日

落語

Filed under: 今日のダニー — Cinamedict @ 9:48 PM

第七回シネマディクト寄席。普段の映画の入りもこうならなぁ-と、思うくらいの盛況で、これはこれで嬉しいかぎり。入船亭扇辰さんを迎えて”きりっと”した古典落語を三席。初っ端から「五人回し」には少し驚いたが、少しお客を(子供づれ)気にしすぎるきらいがあった、ここ最近のディクト寄席に正直少し不満だった館主としては扇辰さんの、いきなりの廓話に拍手喝さい。もちろんしっかりとした芸がなせる技なのだけれど、これも落語なのである。というか、落語の芯の一部が廓話やバレ話なのにそれをお客にきをつかって避けるのも”なんだかなぁー”と、”せっかくしっかりした芸を持ち合わせているのにもったいなー”と、いっそのことディクト寄席改め奈良屋寄席にして未成年お断りにでもしようかと考えたりしていた矢先だったので、ことのほか大人の落語を堪能した。その後も「片棒」「妾馬」と大いに満足した古典落語の夜。

2008年10月10日

なべげん

Filed under: 今日のダニー — Cinamedict @ 3:07 PM

先日、 青森市を拠点に劇作家・畑澤聖悟の戯曲を上演する劇団「渡辺源四郎商店」 第8回公演「どんとゆけ」を観劇。畑澤さんは、空間実験室を通じての知り合いだが、初めての生の舞台を見る。演劇鑑賞なんて何年ぶりだろう。高校の時、部活の先生が演劇好きで強制的に青森に来る劇団の演劇を見せられていたので、なじみがないでもないが、ここ最近はUIPが東銀座の歌舞伎座の向かいにあったということで、たまぁーに時間があったら一番最上階の一幕見物を見るくらいで、それもUIPがなくなったら行かなくなってしまった。さて、芝居である。映画とは違う緊張感。役者も畑澤さんや、ジパングの田中耕一さんや、昔”スパギャン”に出ていた工藤静香さんと知っている人たちが出演しているのだけれど、まったく違う世界が舞台という空間で繰り広げられる。題材はとても重たいものだけれど、それでもグイグイ観客をひきつけていく。久しぶりに見た芝居、とても充実した時間。青森と言う地方都市を拠点に全国、いや世界に発信すると言うこの存在が、うれしいし、幸せに感じる。

”さよなら”から始まるラブストーリー

Filed under: ノザック コラム — Cinamedict @ 2:58 PM

追伸。冒頭になんですが、手紙のP.S.や追伸は、手紙の最後に、付け加える文章のこと。後から思いついて書き足されるものと、それだけでなく、文章の形を整えるために、本文に収まりきらなかったものをあえて書いているものも含める。手書きで、書き忘れたり、少し付け足したりしたいとき最初から書き直すのも面倒くさいので、よく使われる便利な言葉である。でもラブレターには、もう一つの効用がある。それは、言い出せなくて最後の最後に打ち明けるラスト・センテンス。はずかしいから最後に言って逃げるように走り書きする本当の気持ち。それが追伸。P.S ・・・。
刑事コロンボの質問や会話の最後に重要な会話があるように、それまでの話が枕でこれが一番肝心ということがあるように、追伸は、やっぱり重要案件なセンテンス。ましてや最愛の人に贈る最後の言葉としては、これ以上ない言葉だろう。P . S .アイラヴユー。てれくさくて、いえねーや。

「p.s.アイラヴユー」
アイルランド元首相の娘セシリア・アハーンによる同名ベストセラー小説を映画化。
最愛の夫夫を亡くし生きる望みを失っていた主人公が、死んだはずの夫から次々と届くラブレターによって、新しい人生を歩む希望を得る姿を描く
『プラダを着た悪魔』の製作陣と、『マディソン郡の橋』の脚本家が贈るこの秋一番のラブロマンス
監督:リチャード・ラグラヴェネーズ
主演:ヒラリー・スワンク、ジェラルド・バトラー、キャシー・ベイツ

10月18日より
シネマディクトでロードショー

2008年9月28日

ワラッター

Filed under: 今日のダニー — Cinamedict @ 11:15 AM

毎週土曜日夜、RABラジオ。「土曜ワラッター」で、「映画大王」というコーナーをやっています。今回まで野球のナイター中継があったから9時から(野球延長30分)11時半まで、怒涛の生放送。来週からはナイターないので、なんと6時から11時25分までの5時間25分の生放送!「映画大王」も今の10時半ごろから、少しはやめのオンエアーなる。それにしても、DJ&プロデューサー&制作部長の橋本さんはパワフルである。すでに放送回数も先週100回をむかえ、僕も2回休んでいるから、来週のライブハウス”1/3”で行われる生放送でめでたく100本目の映画紹介をむかえる。

RABのスタジオにて、背中は肉雄くん

2008年9月16日

猫好きな 犬童監督

Filed under: ノザック コラム — Cinamedict @ 5:58 PM

世の中には、なにかにつけて二つに分けたがる人があるもので、コーヒー派と紅茶派、そば派とうどん派、ジョン派とポール派みたいに、“どっちなんだよ”的なものがある。その中で犬派と猫派というのがある。鳥はどうなるんだ、ハムスターは、うさぎは、亀は、グッピーは・・いろいろご意見はあるだろうが、とりあえず犬と猫はペットの代表格ということでご了承願いたい。かくいう僕は、花子という黒柴犬と暮らしている犬派だけれどべつに猫が嫌いではない。映画に出てくるアメショウなんかみると、“スゲーメゴイ”って普通に思うし、飼いたくもある。でも花子がいるので、そうもいかない。コーヒーとそばとポール・マッカトニーが、どちらかというと好きだけれど、紅茶もうどんもジョン・レノンも好きなのだ。僕にとって犬は人生に潤いを与えてくれるかけがいのない大切な家族である。けして道具や玩具ではないのだ。少し溺愛気味ではあるのだけれど。

「グーグーだって猫である」
少女漫画界の巨星、大島弓子が、飼い猫たちと日々を綴った自伝的人気エッセイ漫画「グーグーだって猫である」。人も動物も、みんな対等に、この地球で生きている。そんな純粋な想いが溢れた原作を、小泉今日子、上野樹里、加瀬亮で完全映画化。
監督・脚本:犬童一心
シネマディクトでロードショー公開中

2008年9月12日

カツ丼

Filed under: 奈良屋通信,街中まともな食堂応援隊 — Cinamedict @ 8:31 PM

なにをかくそう、(かくしてないが)カツ丼が好きだ。子供のときから、とんかつが好きで、父親からの馴染みの本町の「喜多八」の真夜中のヒレカツ定食や新町の「亜希」のカニコロッケやスタ弁、「牛せん」のB弁やカキフライ・カレーとメタボなメニューがならぶが、好きなのだからしょうがない。(最近はホドホドにしています)昔、東奥日報に書いていた自分のコラムで、映画のこと書かないで、いきなり「カツ丼が好きだ」というタイトルでいかにカツ丼が好きかを書いて、担当の阿部ちゃんをこまらせた。弟が病気で入院したときは”カツ丼断ち”して平癒を願い、コウカテキメンで彼は今は元気でいる。まぁそれだけカツ丼が好きだ。昔だったら、夜店通りの国道はさんで山手にあった「清和園」というお蕎麦屋さんのカツ丼が好きだった。今は、シネマディクトのひとつ海側にある通りの「勝むら」のカツ丼が好きだ。でも、なんとその「勝むら」が、この9月20日で休業するという。なんということだ。これは個人的にだが、食の危機だ。まともな職人が作った食い物をそのうち食えなくなるのではないだろうかという、漠然とした不安が心のどこかにある。寿司にしろ、カツ丼にしろ、郊外のチェーン店におされ休業を余儀なくされて、気がついたら大量生産の”エサ”みたいなものしかなくなったらどうなるのだろう。漠然とした不安が現実になりつつある。今日もお昼に「勝むら」に行ってカツ丼を食う。おいしかった。でもまだお別れしたくないので、おやじさんに「また来ます」と言って気分は「網走番外地」「幸せの黄色いハンカチ」でみごとなカツ丼食いを見せた、カツ丼界のスーパースター高倉健(カツ丼抜いても普通に大スターですが)の哀愁を漂わせ店を出た。

2008年9月1日

トウキョウ・シネマ・ショー

Filed under: 今日のダニー — Cinamedict @ 9:54 AM


毎年このくそ暑い時期にやるトウキョウ・シネマ・ショーTCSに行く。GTFトウキョーなる東京都のイベントの一つになり8月に開催されるようになってはや6年目。TCS自体は13年目。来年の公開予定の映画の予告を100本以上”がーーーーって”見せる過酷なイベント。1回目から司会をしている襟川クロさんが「みんながんばろう!」なんていう、ケツが痛くなるほどのイベントだったが、最近は各社の宣伝部が趣向を凝らし学芸会風あり、キッチリ番宣風あり、新人イジメ風のコスプレ風ありとサクット、コンパクトにまとめられて、なんとなく昔のような100本マジに予告流した時が懐かしくさえある。 今回は各社宣伝部が、どちらかというと1本入魂型が増えた分サクサク進行した感があるけれど、それはそれで物足りない感じがした。だって渡されたパンフには約250本の映画が紹介されていたのだから

2008年8月7日

ねぶたの時期

Filed under: 今日のダニー — Cinamedict @ 1:27 PM

菜園のトマトが一斉に赤くなる、毎年のことだが、みんなトマト食わなくなるので、エイヤっと煮込んでトマトソースと他に採れた茄子とかピーマンとかとタマネギいれたラタトゥーユを作る。でもすぐまた飽きる。次は何を作ろうか・・・。

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