シング ア ソング&ミュージック
明日からのシネマディクトは
「神童」「恋しくて」「恋愛睡眠のすすめ」
音楽が人生の中でどんなに大切か、身近にある存在か、
映画にとって音楽と編集が、どれだけ重要かが、とってもわかる3本。
松山ケンイチ、成海璃子・主演。日本初の本格的クラシック映画「神童」
主役の二人もさることながら、世界に誇るまさしく神童たち(まじに驚愕の経歴の人々!リコちゃんの影武者ピアノ弾いている和久井冬麦なんて5歳でウィーン音楽大学に入学だよ!)、若手のクラシック界の新鋭がふたりをフォローしている。クラシック・ピアノの素晴らしさが堪能できます。
「恋しくて」は、ビギンの高校時代を下地に描いた沖縄・石垣島の青春物語。バンドやろうぜ!ウララウララウラウラでー。へたくそでもみんなでやる音楽は楽しい。見てる方だってたのしいさ(沖縄風)。
でも、劇中に歌われる与世山澄子の「ワッタ・ワンダフォー・ワールド」は泣けます。
そしてミシェル・ゴンドリーの「恋愛睡眠のすすめ」
もともとバンドのドラマーだったゴンドリー
自分のバンドのPVとったらそれが評判で
ビョーク、レニー・クラビッツ、ストーンズまで彼にPV撮らせるようになって
映画デビューとなったわけで、少し不思議なストーリーなれど
音楽もファッションも素敵な映画なわけです。
追伸
「シュレック3」だって負けてはいません!あの”007”のテーマ抜きの!ポールマッカートニー&ウイングスの名曲「死ぬのはやつらだ」やヘレン・レディの「ブルーバード」、ツェッペリンの「移民の歌」など、なかなか他の映画では権利がうるさいから出来ないことをしているのです。さすがデヴィット・ゲフィンがいるドリームワークスです。スピル・バーグだけではないぜよ!