2006年2月3日

プライドと偏見

Filed under: 奈良屋通信,幕間小話 — dict @ 12:00 AM

「プライドと偏見」はイギリスの女流文学の最高峰、ジェーン・オースティンの名作の映画化。18世紀末のイギリスが舞台。絵画のような田園風景や壮大なお 城の数々でのオール・ロケで“結婚“がテーマの乙女心をくすぐる映画なのである。物語はプライドが高いがために正直に「愛している」と、なかなかいえない 大富豪の青年と、気が強く純粋がための偏見が、本当の愛を曇らせてしまう主人公エリザベスの恋の物語。主演は、今最もハリウッドで輝いているキーラ・ナイ トレイ。純粋でノーブル、そしてはじらいがある演技は、ゴールデングローブ賞の主演女優賞にノミネートされた。「ブリジット・ジョーンズの日記」「ラブ・ アクチャアリー」を製作したスタッフが時にはユーモラスに、時には格調高く、二人の恋の行方をいきいきと映し出している。原作者オースティンは「結婚と は、自分の本当の心を見つけること」といっているように、時代が変わっても「結婚」という言葉の憧れは今でも変わらない。「プライドと偏見」、それを捨て 去ったとき二人に幸せが訪れる。この映画は、そんな心ときめく憧れの映画なのだ。かくいう私も結婚してもう20年もたつが、いまだに手をつないで歩いてい る。そこには「プライドも偏見」も存在しない。存在するのは信頼と少しばかりの畏れ。時に人はそれを愛とよぶ。

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