2004年8月1日

Filed under: Dict NEWS — Cinamedict @ 12:00 AM

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

ディクト・マガジン No.42

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

楽しい映画・素敵な映画・心に沁みる映画を貴方のもとに 

ディクト・マガジン 2004年8月号

http://www.cinemadict.com/ 》

【目次】

(1).8月の上映作品 (2).次回作 紹介 (3).プレゼント当選者発表!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

夏は暑いのがいいです。でも程度ってもんがあります。ここ最近の暑さはもう僕の許容範囲を超えています。でもビールは旨いし冷奴に枝豆なんて毎日夏バテ知らずの日々。やせるわけないか

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

(1).☆只今上映中☆

・「ドラムライン」鼓笛隊の映画と思ったら大間違いスネア・ドラムやバス・ドラムの演奏の技やリズム感、躍動感は文化のるつぼであるアメリカならではのダイナミズムを感じさせます。

この映画でのシンバルなんて、ネブタの“手振り鐘”状態です!

もし、マーチング・バンドをやっている人やこれからやろうかなと思っている人は絶対見たほうがいいです。とくにスクリーンで観るべき作品です。

米音楽界の巨匠ダラス・オースティンの実体験を基にした青春映画ですが、彼自身の今の米音楽界のラップの台頭についてこの映画で

彼なりに批判しているように感じます。

<8月6日迄の上映です>

□OFFICIAL SITE

<http://www.foxjapan.com/movies/drumline/>

・「シュレック2」字幕、日本語吹替え

製作者のジェフリー・カッツェンバーグは昔ディズニー映画の社長で「リトル・マーメイド」「美女と野獣」「アラジン」「ライオン・キング」などを作ってディズニーを立て直した人。それが会長のアイズナーにディズニーを首にされて作った会社がドリームワークスです。

だから「シュレック2」には人魚や落ちぶれたフック船長や白雪姫などD社のキャラクターを笑い飛ばすブラックなギャグ満載なのです。

<ロードショー上映中>

□OFFICIAL SITE

<http://www.shrek.jp/index2.html>

(2).次回作紹介

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

「サンダーバード」 40年の歳月をえて実写版完全映画化!

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

「ブリジット・ジョーンズの日記」「ラブ・アクチュアリー」を作った英国の会社ワーキング・タイトルが母国の代表的なSF傑作TVシリーズを映画化。

実写といえども1号はプールが開いて飛んでいくし、2号の滑走路の脇には椰子の木がちゃんと並んでいるし。2号の中から4号が出て来て昔ながらにお得な感じは同じでワクワク・ドキドキしたあの頃がよみがえります。

ペネロープにいたっては昔、黒柳徹子が声をやっていたトラウマを完全に払拭してくれるキュートなペネロープなのです。

お父さんにつき合って家族でサンダーバード・アー・ゴー!

<8月7日ロードショー>

□OFFICIAL SITE

<http://www.thunderbird-movie.jp/>

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

「モナリザ・スマイル」ジュリア・ロバーツが先生になりました。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

キィルスティン・ダンスト「チアーズ」「スパイダーマン」、ジュリア・スタイルズ「セイブ・ザ・ラスト・ダンス」、マギー・ギレンホール「遠い空の向こうに」のジェイク・ギレンホールのおねえさん。が生徒役だからジュリア・ロバーツが苦労するのは皆さんわかりますよねー。でも、あいかわらず、あのでかい口でガハハハって笑うところはキュートだし真剣に芸術について、学問について、女としての生き方について生徒に語るジュリアの演技は、とても素敵です。

<8月7日ロードショー>

□OFFICIAL SITE

<http://www.monalisa-smile.jp/>

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

★チャップリン映画祭Ⅰ★ 8月14日~9月3日二本立て週代わり

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

・8月14日より8月20日迄

「モダンタイムス」1936年:87分

物質文明、機械支配の近代化に警鐘をならし、その声を始めて聞かせた名作
「キッド」1921年:54分

どんなに辛くても生きていくことの大切さを訴える人間賛歌を謳った名作

・8月21日より8月27日迄

「黄金狂時代」1925年:73分

ジャン・コクトーが「絶対的な傑作だ!」と言わしめたチャップリン芸の最高峰

「巴里の女性」1923年:82分

チャプリンが監督・脚本に専念しエドナ・パーヴィアンスに捧げたメロドラマ

・8月28日より9月3日迄

「街の灯」1931年:87分

ひとかけらのパンとほんの少しの勇気と愛・・チャップリンの代表作

「サーカス」1928年:73分

あふれる人間賛歌を綴ったパントマイム芸の集大成

◎9月以降公開作品 紹介

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「永遠のモータウン」スティビー・ワンダーは知っていても

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ファンク・ブラザーズは知らなかった。でも彼らがいたからこそマービン・ゲイもダイアナロスもスモーキー・ロビンソンも、そしてマイケル・ジャクソンも光り輝けた!

ただ愛する音楽に打ち込み偉業を成し遂げた、名も知れない男たちの感動の記録。

<9月4日~9月17日迄>

□OFFICIAL SITE

<http://www.thunderbird-movie.jp/>

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「イザベル・アジャーニの惑い」実生活でも恋に落ちた二人

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

発表された19世紀当時、スキャンダラスだとして物議をかもしたバンジャマン・コンスタンの小説「アドルフ」を映画化したもの。

フランスとポーランド、魅惑の二都市を舞台に、みずみずしい映像美で綴られる運命の悲恋

<9月4日~9月17日迄>

□OFFICIAL SITE

<http://www.thunderbird-movie.jp/>

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「テッセラクト」キューブを超える面白怖さ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

トム・クルーズがリメイク権を獲得した「the EYE【アイ】」や「レイン」で世界的に注目されるパン兄弟の兄、オキサイド・パンが、「ザ・ビーチ」の原作や「28日後...」の脚本家アレックス・ガーランド
の小説を映画化。「テッセラクト」は“4次元立方体”を意味する。

<9月11日~9月17日迄>

□OFFICIAL SITE

<http://www.monalisa-smile.jp/>

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「花咲ける騎士道」ジェラール・フィリップの捧ぐ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

リュック・ベンソンが贈る情熱と冒険のファンファーレ

主演:ヴァンサン・ペレーズ、ペネロペ・クルス

元祖ファンファン(岡田真澄ではない)ジェラール・

フィリップの名作「ファンファン・ラ・チューリップ」

を完全リメイク。ジャン・ロシュフォールのトボケタ

ナレーションなどフランス好きにはたまらない作品。

<9月18日~10月1日迄>

□OFFICIAL SITE

<http://www.monalisa-smile.jp/>

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

★チャップリン映画祭Ⅱ★

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

★9月18日~10月1日迄二本立て週代わり

「独裁者」&「担え銃」9月18日~9月24日迄

「殺人狂時代」&「犬の生活」9月25日~10月1日迄

「ライムライト」&「のらくら」10月2日~10月8日迄

□OFFICIAL SITE

<http://www.herald-arthouse.com/chaplin/index.html>

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「ディープ・ブルー」90分間、人であることを忘れる

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今、六本木で爆発的に混んでいるそうで、この熱さも関係しているのかそれとも、この映画の凄さがそうさせるのか。とにかく凄いドキュメンタリー

<9月25日~10月8日迄>

□OFFICIAL SITE

<http://www.monalisa-smile.jp/>

◎ 9月以降上映予定作品

「茶の味」10月2日~10月15日迄

「僕セザール10歳半1m39cm」10月9日~10月22日迄

「誰も知らない」10月9日~10月22日迄

「千の風になって」10月23日~11月5日迄

「恋の門」10月23日~11月5日迄

「ツイステッド」10月中旬ロードショー

「ベジャール・バレエ・リュミエール」11月6日~11月19日迄

「血と骨」11月上旬ロードショー

「父かえる」11月20日~12月3日迄

「コラテラル」11月ロードショー

(3).7月のプレゼント当選者発表!

「8月の招待券」当選者

高橋 綾子 様

永井 邦子 様

竹浪 実希 様

福士美佳子 様

山内 一泰 様

以上の皆様に当たりました。おめでとうございます。

・8月のプレゼントは9月のチケット・プレゼントと

ティーザー・チラシ プレゼントです。

===============================================================

購読の解除は購読中のメールアドレスをご記入の上、

dict@cinemadict.comまでご連絡下さいませ。

===============================================================

【編集後記】こんなに暑くて夏休み映画真っ盛りの今、僕の仕事といえば、もう正月通り越して来年の2月に上映する作品も決まっていたりする。なにせ秋からのラインアップが一杯一杯なのに、飛び込みの電話が入って、これがまたおもしろそうな作品だったりして。しかも、その配給会社の人がとっても熱心で熱い人だったりするから始末が悪い。後で後悔するのは自分なのに、毎日予定表とニラメッコしても一年は52週でシネマディクトは2スクリーンしかないのは変わらないけど、それでも月曜日になればまた新しい映画の話がやってくる。
おらしらねーっと、いつものことだけど、まあなんとかなるべ 谷田恵一

===============================================================

電子メールマガジン『ディクト・マガジン』2004/8月号

企画・制作:株式会社 奈良屋劇場

発行責任者:谷田恵一

URL : <http://www.cinemadict.com/>

MAIL:dict@cinemadict.com

==============================================================

ccopyright©2001Cinema dict シネマディクト