2010年2月21日

山田兄弟を知っていますか

Filed under: ノザック コラム — dict @ 5:46 PM


孫文といえば、中国三千年の専制政治、簡単に言うと王様の時代を終焉させ、中国と台湾の両方から「国父」として、今も尊崇を受けている革命家。その辛亥革命の孫文を、影に日向に支え続けた、たくさんの日本人がいたことを知る人はあまりいなくなってしまった。日本最古の映画会社「日活」の創始者、梅屋庄吉は、現在の貨幣価値に直して「2兆円」ともいわれる資金を孫文に革命の資金として援助し続けた。そして、青森県にも孫文に献身的に仕えた山田兄弟がいたことを知る県人は少ない。山田良政・純三郎兄弟は弘前の人。兄の良政は孫文と革命草創期に戦死し、弟の純三郎がその遺志をついで孫文臨終の時まで孫文に仕えた数少ない日本人の一人であったという。世界中が混沌としている今、世界平和を願った先人たちを知ることも私たちが、できることの一つなのかもしれない。
孫文の唱えた“西洋の覇道”に優越する“東洋の王道”は、いまだ成らずといえども。
「孫文 百年先を見た男」
1910年、 “革命前夜”。亡命の地マレーシア・ペナン島を舞台に、度々の革命失敗の苦境と失意、そして暗殺の危険に遭いながらも、愛する人に支えられ、理想を失わなかった革命家・孫文の闘いと愛の日々を描く。
監督:デレク・チュウ
出演:ウィンストン・チャオ
2月13日~2月26日まで
シネマディクトにて上映

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