一難去ってまた一難 その二
朝早く、一人劇場の映写室でバラシと予告やって、せっせと作業。結構早めに時間の余裕を持ってきたはずが、”あっ”っというまに初回の上映時間。でも、まだ梱包終ってない。あんまり、いっぺんに色んなことすると、やっぱりなんかポカをする。まずはルージュで、一号機と二号機の順番の打ち込み間違っていた。すぐ対応したので事なきを得る。でもノアールはちがった。テストはした、でもしたのはセリフがとんだフィルム。違うフィルムに差し替えていたのでコンピュータに通していなかった。時間通りに映写が始まって無事スタートしたなと思いながら汗びっしょりで「D・C」の梱包。なかなかサイズの違う箱を順番どおりに箱詰めするのは結構難しい。いろいろあるものを梱包材にしてつめる。そしたらノアール1号機から2号機に移る!えーーーーー!まだはじまって15分くらいだぞー!あせって一号機に戻す。コンピューターは二号機上映のまま。”銀紙だ!”フィルムのミミに銀紙を貼って信号としていろいろな動作をさせる。普通次の劇場のためにきれいに剥ぎ取ってしまうのがエチケットなのだが、最近とても行儀が悪いフィルムが増えてきた。この前もとんでもないのが来たが、今回はそれとは違う方向でたちが悪い。コンピューターを処理して、もう一巻差し替えたのでそれに対応してプログラムもなおす。さて、二号機に移ったらまた機械から外して銀紙見つけてはがさなきゃ。っと思ったら、また二号機に!!。ダブルだ!銀紙を読み取る映写機のセンサーの位置は劇場によっても機種によってもちがい、銀紙の位置や場所も違うので、前の劇場の貼った銀紙の手前に張ったら気が付かないこともあるし、センサーそのものが読まないこともある。今回はそれがモロ悪い方に出たわけで「TK」の初回のお客様には大変ご迷惑をかけました。すみません。
シャツ二枚変えて、水飲んでそれでもまだ暑い暑い映写室にいて、今度は銀紙見つけてはがないといけない。これがまた、こんな時に限ってチッチャイ米粒みたいなのが貼ってある。その途中で休憩時間も間違って足し算引き算もあやしいくらい疲労困憊。やっと作業が終了して映写室から開放されたのが午後4時。でも、その後前売券の精算でショッピングセンターに行ってから、御通夜に行って、RABラジオ「土曜ワラッター」の生放送。体が持たんぜよ!