2006年12月1日

敬愛なるベートーヴェン

Filed under: 奈良屋通信,幕間小話 — dict @ 12:00 AM

昔から年末は、なんでこんなに忙しいのかといつも思う。御歳暮、クリスマス、 年賀状、大掃除、餅つき、しめ飾り、などなど。新たなる年を迎えるにあたって、 いろいろなことをしなければ日本人は年があけない。なのに、である。"フロィ デ シェーネル ゲッテル フンケン トッホテル アウス エーリージウム"。
知っている人は知っている、知らない人は、なんだべ、と思うかもしれない。第 九である。ルートヴィヒ・ヴァン・ベートヴェン作曲の交響曲第九番 二短調 第4楽章の「歓喜の歌」の本国ドイツ語バーションをカタカナ表記したらこうな る。なぜか年末、日本ではたくさんの人が第九を歌う。日本語バージョンも、も ちろんあるけれど、やっぱりドイツ語でなくちゃ気分が出ない。年末で、みんな 忙しいはずなのに練習して、おめかしして楽しむのだからやっぱりドイツ語で" フロィデ シェーネル ゲッテル フンケン" なのだ。映画「敬愛なるベート ーヴェン」は、世界中にその作品を愛されながらも、生涯に渡り、孤独で孤高の 天才音楽家といわれたベートーヴェンの物語。傑作!第九ができた時のエピソー ドを、史実に基づきながらも、耳の聞こえないベートーヴェンの作曲した音楽を、 楽譜に清書する"コピスト"を女性とし、歴史に隠された師弟愛を超越した絆を描 いている。この映画を見たら、よりいっそ第九を、そしてベートーヴェンを知り、 好きになり、今まで以上に魂込めた第九が歌えるかもしれない。しかも、青森市 の友好都市であるハンガリー・ケチケメート市でロケされたというのだから、こ れは見なきゃ。

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