2011年4月27日

オジー 僕はアンサマだけれど

Filed under: 今日のダニー — tanita @ 11:27 PM

オジーといっても津軽で言う次男坊のことではない。オーストラリアの人や物を言う。
ここは、今やハリウッド・スターの宝庫。ラッセル・クロウ、ヒュー・ジャックマン、ガイ・ピアーズ、ヒース・レジャーに女優はニコール・キッドマン、ナオミ・ワッツ、ケイト・ブランシェットと、まさにキラ星の如くだ。その中でも個人的に思い入れがあるのがジェフリー・ラッシュ。「英国王のスピーチ」でもオジーの風変わりな言語セラピスト、ライオネル・ローグを演じている。ジェフリー・ラッシュといえば実在のピアニストであるデイヴィッド・ヘルフゴットを演じた「シャイン」でアカデミー賞最優秀主演男優賞を獲得して、一躍脚光を浴び、その後「恋におちたシェイクスピア」「クイルズ」で助演男優賞ノミネートされているオジーのロバート・デ・ニーロといっていい存在。そして「英国王のスピーチ」でも助演男優賞にノミネートされた。
「シャイン」では、どうしても公開したくて「クズイ」という聞いたこともなかった配給会社をさがして、やっと公開にこぎつけた思い出がある。ラフマニノフに魅せられた父親のせいで心を病んでしまった若き天才ピアニストが復活するまでのストーリー。でも僕はこの映画ではラフマニノフよりも、場末のレストランで弾くリムスキー=コルサコフのファイト・オブ・ザ・バンブルビーが、とても映画的で心に残っている。

2011年4月26日

おはぎ

Filed under: 今日のダニー — tanita @ 6:59 PM

突然無性に食いたくなるものに「おはぎ」がある。それも「一万石のおはぎ」。でも最近新聞読んでたら自己破産申請し倒産の記事。そうなると人間っていうものはめんどくさいもので、「おはぎ」が食いたい。しかも「一万石のおはぎ」が食いたい。ないものねだりなのだ。
僕は、ヒマさえあれば劇場の周りをうろついているので、前にあった「一万石」の店の跡も通る(まちなか温泉の国道はさんで向かい)。そしたら看板が代わっている。「おはぎや」!よっしゃー!看板が代わったということは、商売やるということ。しかも「おはぎや」ということは、あの「おはぎ」がまた食えるかもしれない。まてよ、もともとあった跡にちがう店が前の店の名声を利用して、にてもにつかぬもの売る商売もある。よくラーメン屋がそうだ。何度引っかかったか・・・。そして月曜日。店が開いて「おはぎ」のノボリ。今日は、昼飯「おはぎ」に決定!。さっそく歩道橋渡って「おはぎ屋」へ。そこには、あの「一万石のおはぎ」があった。「おはぎ」と「いなり」買ったら、おねーさんがお祝いなんでって赤飯くれた。「今日からですかー」って聞いたら「はい、がんばります」って。みんな、がんばっている。がんばってねー。

「おはぎ」はソッコウー食っちまったので写真撮るの忘れました。赤飯も津軽の甘い赤飯で美味しかった。思いのこもった美味しさでした。
 

時に元禄十五年 その2

Filed under: 今日のダニー — tanita @ 6:38 PM

今回のディクト寄席は二十回を迎える。前に十回記念と称して昼夜二回公演の喬太郎・白鳥の二人会。しかもそれだけじゃーつまらないと、夜は奈良屋寄席と称してR18”バレ噺”。つまり、お子様ご遠慮の”エロ噺”寄席。を開催。評判を呼び日本各地からお客さんが来たのも驚いたが、喬太郎・白鳥の噺が素晴らしかった。だから、二十回もなにかやろうと考えたが(本当はあったのだが)ビシッと古典落語を、ということで柳亭市馬師匠に決定。話し良し、声良し、姿良し。「カッコイイ」は上方の言葉で江戸では「姿がいい」というが、まさしく「姿がいい」噺家。親子酒、粗忽の釘そして御神酒徳利と、日本人でよかったなーと思わせる噺ばかり三席。ここんとこ、つらい日々が続いた皆々が心の底から求めている笑いの本質をしっかり届けてくれた。寄席がハネテ打ち上げ。いつものように、色々な話を聞く。なぜ三橋美智也だったのかとか、なんで、そんなに昔の歌が好きなのかとか。僕が聞いたのは「十八番は?」。そしたら師匠即答!「俵星玄蕃」。そう三波春夫の歌謡浪曲の名作。サクサクサクサクである。「先生!」「おう、蕎麦屋かー」である。酔っ払ったついでに師匠に一節願ったら「時に元禄十五年・・・」からはじまって「行く手は松坂町」まで、すらすらのすら。すげーなープロみたい。・・・・そうだプロだ。

 

時に元禄十五年 その1

Filed under: 今日のダニー — tanita @ 10:04 AM

日曜日は、寄席のための「英国王のスピーチ」の劇場チェンジがあって、慎重にルージュの映写機からフィルムはずして、ノアールノ映写機につける。できることならあまりしたくないことだけれど、しかたがない。最近のディクト寄席の噺家さんの日程は映画よりも早く決めないとならないのでこんなことになる。でも、それだけの噺家さんでないとこの寄席はもう納得しないお客さんが育ってきている。なによりも僕が納得しないのだけれど。
無事、劇場チェンジが済んで、フィルム走って動作確認をしてから、自転車でライブハウス「1/3」へ。ワラッターのチャリティ・イベント・ライブにちょっとだけ顔出す。スタッフに栄作堂のパン差し入れて会場に入ったら熱気むんむんのチョー満員。さすがワラッター、さすが橋本康成!寄席の設営やら、色々準備があるので、スタッフのみんなに「ガンバッテネー」ってチャリこいで途中、打ち上げ場所の「樽」に顔出して劇場に帰る。

2011年4月23日

戦火の中へ

Filed under: 今日のダニー — tanita @ 10:57 PM


人気グループ「ビッグバン」のT.O.P(トップと読むのだそうだ)初映画主演作。
日本でいえばジャニーズなのだろうか。あまりにも分からない世界であまり深入りすると、その筋のお姉さまがたに怒られそうなので、ここらへんでその方はやめにして映画である。韓国で大ヒット観客動員数約350万人を記録した戦争アクション超大作。朝鮮戦争で戦い命を落とした15歳の学徒兵がのこした手紙を基に、当時、学徒兵として集められた71人の学生たちが、夢と希望を抱きながら戦った雄姿を描いている。
監督は『私の頭の中の消しゴム』』『サヨナライツカ』のイ・ジェハン。 出演は“BIGBANG“のT.O.Pことチェ・スンヒョン、そしてスター!クォン・サンウと青森では「素敵な夜僕にください」のキム・スンウ(個人的に、この人にビール注いでもらったことがあるエヘンエヘン)。
まなざしの映画である。とくにT.O.Pことチェ・スンヒョンのあどけないまなざしが次第に覚悟の戦う男のまなざしになっていく。戦争の悲惨さだけでなく、絶対戦争はしてはいけないのだという覚悟の映画。

英国王のスピーチ

Filed under: 今日のダニー — tanita @ 12:57 AM

「これが僕のキャリアのピーク」とジョークで最優秀主演男優賞を受賞した コリン・ファースの挨拶。昨年は「シングルマン」でノミネートされたので、まさにピークをむかえた?その他にもジェフリー・ラッシュ, ヘレナ・ボナム=カーターも素晴らしい演技。
幼少時から吃音に悩み、内向的だったヨーク公アルバート王子が、風変わりな言語セラピストや妻・家族に支えられながらコンプレックスを克服し、英国王ジョージ6世になるまでの実話を描いた人間ドラマ。
映画らしい映画。ぜひ劇場で見てもらって「僕は映画館で見たよ」自慢して欲しい映画。30年以上前に映画化が企画されたが、ジョージ6世の王妃エリザベスが、彼女の生きている間は公にしてほしくない、と許可を与えなかった。
タイトルの「スピーチ/speech」は演説という意味をもつと同時に、話し方、話しぶりという意味がある。まさしく王たるものの話しぶりには絶え間ない努力が必要だった。
コリン・ファースはこの後も「ブリジット・ジョーンズの日記3」でマーク・ダーシーをやるんだろうか?少しだけきになる。

2011年4月19日

ナベゲン

Filed under: 今日のダニー — tanita @ 11:36 PM

高校のときの恩師が演劇好きで、部活そっちのけで観劇させられた。今思えばとても感謝しているのだけれど、生の舞台というのは楽しい。映画館の親父があまり言ってはいかんけれど。演劇好きです。
渡辺源四郎商店は青森市に拠点を置く劇団。怪人!(ごめん)畑澤聖悟率いる演劇をこよなく愛する人たちが真剣に演劇に取り組んでいる。
その「ナベゲン」の新作が「あしたはどっちだ」。まえにやった「どんといけ」の続編なんだそうだ。罪とか死とか復讐とか許しとか、人間の業のすべてをぐちゃぐちゃにしてしまう深い闇を真正面にすえてラストの闇にもっていく。この闇がリアルに怖い。ナベゲンでは、いつも闇がある。つい最近皆が体験したあの闇が、つねにナベゲンの演劇にはある。普通、人間は闇を恐れる。例外はSEXと映画だけだといわれるけれど。ナベゲンの闇。怖いか楽しいかは観てみて感じて欲しい。次回は喜劇がいいな。

シネマディクトでは、微力ながらナベゲンを応援しています。
詳しくはhttp://www.nabegen.com/

昨日・今日・明日 3

Filed under: 今日のダニー — tanita @ 11:13 PM

日本では「サザエさん」、アメリカでは「スヌーピー」といった国民的アイドルがフランスでは「プチ・ニコラ」なんだそうです。その映画化。おしゃれで色彩豊かな1960年代のフランスを舞台にフランスではみんな知っているニコラ君がイタズラします。子供たちの悪意のない悪戯と、それを優しく、時に厳しく見守る大人たちの、幸福感溢れる物語に、心が癒される
それにしても、いいとこの子ばかりの学校だろうけれど、この子らの仕立てのいいジャケットはどうだろう。子供の頃から、こんな仕立てのいい服を着ていると、おのずとセンスも洗練される。当たり前だけれど。学生服を捨て、誰が見ても着たくないブレザーなる制服を押し着せられるどこかの国と比べると少し憂鬱になったのは僕だけなのだろうか。

 

昨日・今日・明日 2

Filed under: 今日のダニー — tanita @ 11:05 PM

「ニューシネマパラダイス」のジュゼッペ・トルナトーレ監督が「題名のない子守唄」以来3年ぶりに放つ新作。
「ニュー・シネマ・パラダイス」や「マレーナ」と同じ過去を舞台にしたノスタルジックな作風であり、トルナトーレにとっては十八番的な作品 だが、このたびの作品は少し違う。2007年8月21日、ローマで、トルナトーレ監督は道を聞く振りを装った二人組の強盗に襲われ、頭部を負傷したが命に別状は無かった。しかしそのような体験をすると死生観が変わったりする。そして作った作品が監督の父、ペッピーノと監督の母となる美しい女性マンニーナとの愛が主軸の、二人の親の世代と二人の間に生まれる3人の子供たちと3世代に渡る長き物語。実に私的であり、イタリアの歴史ともリンクして、1930年代から1980年代にかけての監督が生まれ育った街バーリアを舞台にした作品なのだ。
昔の日本映画の巨匠たちは、それぞれの作品の“イロ”というのがあって、それを小津安二郎ならば「小津調」、黒澤明なら「黒澤調」といった。イタリアを代表する巨匠ジュゼッペ・トルナトーレも「トルナトーレ調」と言っていい独特の映画の“イロ”を持った監督だが、今回の作品も長年のパートナーであるエンニオ・モリコーネの音楽にのせて貧しくとも実に明るいシチリアの人たちを描く。
庶民が逞しく生きる、いやそうでなくては生きられない社会。なにがどうだということでなくてただ「トルナトーレ調」が見終わった後にじんわり沁みる。

 

2011年4月7日

昨日・今日・明日

Filed under: 今日のダニー — tanita @ 8:53 PM

今週は3本の映画が終わり、来週は3本の映画が始まる。と言うことは3本の映画を編集して、9日には3本の映画をばらして各地に送らなければならない。これは結構きつい。暗闇の中でコツコツとフィルムを切ったり貼ったり剥がしたり。その後上映が終わった夜に1本づつテスト映写をしなければならない。これを怠ると大変なことになる(ちゃんとやってもレンズ代わんなかったり、字幕切れたり、急に休憩入ったりと、たまに大変なことになりけれど)。昨日まずは「私の愛、私のそばに」のテスト。なぜにこれを一番手に選んだかと言うと急遽ATV青森テレビの「おしゃべりハウス」のランキング映画での電話紹介を頼まれたので見てしゃべった方がいいなぁとおもったもので。ハ・ジウォンが素敵な映画。プレスとか批評では韓国映画得意の難病モノのお涙映画的なことを書いていたけれど、さにあらず。韓国版「おくりびと」てきな映画です。とくにハ・ジウォンが明るく振舞うけなげな女性で素敵です。「チェオクの剣」「ファン・ジニ」の主役を務め大人気の彼女の違う顔が見れたのがこの映画。個人的にはスゲー美人の松本明子!似。そんなことを踏まえて朝9時半に電話でリハーサル。10時半に本番と相成りました。

Pages: Prev 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 ...54 55 56 Next

ccopyright©2001Cinema dict シネマディクト