2010年11月14日

鬼のいぬまに・・・とおもったら

Filed under: 今日のダニー — Cinamedict @ 12:22 AM

毎度おなじみ「土曜ワラッター」意地っ張り劇場。今回は、橋本さんイベントで泉谷さんの御つきでスタジオ留守。で、マリチャンと二人で「映画大王」のち「意地っ張り劇場」。ちょうどいいやと「東映魔女っ子シリーズ」。「魔法使いサリー」「秘密のアッコちゃん」「魔法のマコちゃん」の三本。
サリーちゃんはマハリクマハリタヤンバラヤンヤンヤン。原作のまんがでは「魔法使いサニー」だったのにソニーの使用許可がおりなかったので「サリー」になったとか。TVでは白黒の放送でしたが映画版はオールカラー!「キャプテンウルトラ」(小林念侍が宇宙人で出ていました)と同時上映。
「アッコちゃん」は赤塚不二男原作。主題歌は作詞:井上ひさし、作曲:小林亜星
あのテクマクマヤコンのコンパクトは子供たちのグッズの元祖。ちなみにラミパスラミパスルルルルルのラミパスはコンパクトの名前スーパーミラーの逆さ言葉なんだそうです。
そして「魔法のマコちゃん」アンデルセンの人魚姫がベース。主題歌はアニソンの女王、アニソン四天王!堀江美都子。!
どの曲も名作です。男の子もみんな歌えます。

2010年11月13日

なんでだろ ソウルパワー

Filed under: 今日のダニー — Cinamedict @ 10:47 PM

34年もの間お蔵入りしていたという膨大な記録映像から、世界最強の音楽フェ スティバルのステージと舞台裏を捉えた、ソウルパワーみなぎる迫真のドキュメンタリー。
まだアフリカもアメリカも輝きを失っていない1970年代。1974年にアフリカのザイールの首都キンシャサで行われたアリとジョージ・フォアマンの伝説的試合の前に開催された音楽イベント「ブラック・ウッドストック」を追った記録映画。”ソウルの帝王”ジェームス・ブラウン、”ブルースの神様”B.B.キング、”サルサの女王”セリア・クルースとファニア・オールスターズ、”南アフリカの闘士”ママ・アフリカの名前でも知られている歌を通じてアパルトヘイト反対を訴えていたミリアム・マケバ、”フュージョン界のスーパーグループ”ザ・クルセイダーズ、ザ・スピナーズとか、ビル・ウィザース、ビッグ・ブラック、他…
なんといってもJB!ジェームス・ブラウンである。その存在感。その装い。すごい!まるで罰ゲームみたいなパッツンパッツンのつなぎ様なステージ衣装。なんじゃありゃ!的な格好なのに、いざマイクスタンドの前に立って、”ウキャ!”っと叫んで歌いだすと、スゲーかっこいい。”かっこいい”ってなんだろう。なんでJBはかっこいいんだ?スティービー・ワンダー(衣装も影響受けたのか)もマイケル・ジャクソンもプリンスもみんなジェームス・ブラウンが好きだった。あこがれたんだ。。そう思わせる34年前の「ザイール’74」。場所はザイールの首都キンシャサ。カシアス・クレイからモハメド・アリになったアリとドン・キングも若いし胡散臭い。「ブラック・パワー」「ブラック・イズ・ビューティフル」と叫んでいたあの頃の黒人の、いやアフリカとアメリカが輝いていた頃の記録。
いまではザイールもコンゴになり、アフリカは映画でいえば「ホテル・ルワンダ」「ダーウィンの悪夢」に代表されるように、幸せな映画が見つからない。現実もソマリア、ダルフール、タンザニア・・・。この映画が撮られた頃、この地域で中国が発言権を強く持つなど誰が考えられただろう。そんなことまで考えさせられた。

2010年11月7日

カケラ 

Filed under: 今日のダニー — Cinamedict @ 11:15 AM

映画の宣伝上、どうしても安藤ももこ監督について、まず言うのは奥田瑛二の娘というのと、妹は「愛のむきだし」の安藤さくらだということを最初のキャッチ的に言うのだけれど、別にこの二つの要素を言わなくても十分すぎるくらい”ちゃんとした”女の子という生き物の映画になっている。イマハヤリな言葉で言うと「ガーリー」な、年配の方々に伝わるように言うと「女の子っぽい」映画。僕みたいに、だいぶ歳いっちゃっている男が見ると”かえってドキっとする”映画だし、主演の満島ひかりが”すげー!そこまでやるんだー”演技で監督力をみせつける。相手役の中村映里子も、とてもとても素敵だ。同性愛をあつかっているといっても友達以上恋人未満+同性愛なのだから、僕らの世代のころから少女漫画では当たり前の世界。女の子の視点で描く映画は男が見てもおもしろいのです。居酒屋でのシーンなんかは、まわりのわんさかいるおやじの一人みたいな気持ちになって、ほんとにいずらかったもの。
勝手な妄想だと、もし緒方拳さんが生きていたら、やっぱり出演してくれたのだろうなー、もし出演していたらどんな役なのかなー、津川さんのところかなー、それとも、かたせさんのところかなー。おやじの妄想は続く。

2010年11月6日

劇場のマナー

Filed under: 今日のダニー — Cinamedict @ 11:36 AM

毎週金曜日と土曜日は映画館にとって仕事の内容が、ちょいと違う。それは楽日と初日があるのだ。楽日とは千秋楽のこと。昔の芝居小屋でのかけている演目が終わる日のことだが終わると言うのは縁起が悪いと言うのでこの言葉になった。初日はそのまま映画の始まる日。この二日間は映画館にとっては、ポスターの張替えや、フィルムの架け替え、予告編の編集など、忙しい。とくにフィルムの架け替えで終わった映画は1本につなげたフィルムを6缶ぐらいに分割して送り返す。反対に初日を迎えるフィルムは映画会社の倉庫や前に使っていた劇場か送られてくる。フィルムには上映するそれぞれの劇場の映写機に合わせて数々の仕掛けをする。その信号にフィルムに銀紙を貼る。それが位置、大きさがまちまちなので、上映終わって1本からフィルム缶に分けて入れる”バラシ”のとき、ちゃんとクリーニングするのは常識というか当たり前のマナーなのである。それをしないと上映中に映写機が止まったり、違う映像がいきなり映ったり、休憩になって幕がしまり照明が明るくなったりする。だから必ず初日前にテスト上映しないととんでもないことになる。しかし!それでもトラブルはおこってしまう。とりあえず上映終わって夜中に犯人を捜す。大体は変態的にフィルムのパフ(はじっこ)に米粒大の銀紙がいる。とりあえず僕の場合、夜の映写室で「バガヤロウ!」って叫んでそれをハガス。今日も「小さな命~」でそれはみつかった。でも、それは三週間上映してからのバラシのとき!よくもまあこんなに小さく切ってフィルムにはっつけたものだと思うくらいの憎たらしい銀紙。どこぞのシネコンで貼られたものだろうが、最近またまたそんなクリーニングされていない、どんでもフィルム缶に突っ込んだフィルムが多い。そりゃぁ12スクリーンとかあって、20本以上上映して、毎週金・土のバラシと編集も大変だろうけれど、それは理由にならない。ちゃんとしろぃ!フィルムは預かりものの宝物なんだぞ。

2010年10月31日

意地っ張り劇場 4

Filed under: 今日のダニー — Cinamedict @ 10:27 AM

毎週土曜日夜六時5分から十一時半までの生放送ラジオ「土曜ワラッター」のカラーブロック!映画大王・意地っ張り劇場。今回は青森放送が主催している「ジブリ・レイアウト展」にちなんで”宮崎駿”がテーマ。でも、そこは意地っ張りなのでジブリ作品を紹介するわけがない。宮崎アニメの原点!「東映まんが祭り」を取り上げました。まずは宮崎駿が高校生の時!この映画を観た経験がアニメ界に入るきっかけの一つとなった日本最古の長編アニメーション「白蛇伝」(1958)のBGMでスタート。その後入社した東映動画で、手塚治虫が原案・構成した「わんわん忠臣蔵」(1969) で宮崎は 動画を担当。「長靴をはいた猫」( 1969)では原画を担当しています。「長靴~」の主人公ペロは40年たった今でも東映のマスコット・キャラクター。その他に「太陽の王子 ホルスの大冒険」「アリババと40匹の盗賊」などなどたくさん宮崎さんの仕事はありますが、今回は個人的に好きな「長靴をはいた猫」とマーチ流行の橋本さんにサービスで「わんわん忠臣蔵」の主題歌を選択。今回は、めずらしく橋本大王おきにめしたらしく「わんわんマーチ」のとき対抗して、急遽「どんだんずマーチ」ちょっとだけ聞かせたりして喜んでました。でも水戸(華之介)さんには、『水戸さんいなかったとき「グリース」とか「オーバー・ザ・トップ」とか、この男はやるんだぜ!』って、やっぱりねにもってるのね。それじゃー次回はもっとベタなもの探してこなくては。

2010年10月23日

「オカンの嫁入り」

Filed under: ノザック コラム — Cinamedict @ 11:11 PM

「オカンの嫁入り」とは、なんとも古風なネーミングだが、主演は大竹しのぶと宮崎あおいという世代を代表するトップ女優の初共演作。もちろん「オカン」には大竹しのぶ。その娘役に宮崎あおいが関西弁で、かわいくも揺れる娘心を演じている。家族というものは、ある意味空気みたいなもので、誰でも親はいるし、子供が一人で生きて行くわけがないのを思えば当たり前のものなのかもしれない。でも、人それぞれの事情というものがあって、普通のことが普通でない家族もいっぱいいる。そもそも、普通の家族っていったいなんだろう、と思うのだが、映画では母一人娘一人の二人の家族が、お互いのことを思い、そして生きていく淡々とした日常を描いている。その日々が暖かく、いとおしい。何も特別なことがないからこそ日々暮らしていける。ただ、いなくなってから、その大切さがわかるのでは、すこしさみしい。その前に、親子でこの映画を見て日常の大切さを感じるのもいいかも。

「オカンの嫁入り」
長年、母一人子一人で仲良く暮らしてきた母娘が、母親の突然の再婚宣言によって揺れ動くさまを、ユーモラスかつ温かく描いた人間ドラマ。
監督:呉美保
出演:宮崎あおい、大竹しのぶ、桐谷健太
10月23日より11月19日までシネマディクトにて上映。

2010年10月17日

意地っ張り劇場3

Filed under: 今日のダニー — Cinamedict @ 10:25 PM

あいかわらずのRABラジオ土曜夜6:05から11:30までの生放送「土曜ワラッター」。そのなかの息抜きコーナー!?「映画大王」の「意地っ張り劇場」。今回は僕の番なので、また「橋本康成多分嫌いシリーズ」。オリビア・ニュートン=ジョンです。しかもトラボルタと共演の30過ぎの高校生役「グリース」。何を隠そう僕は「そよ風の誘惑」のころからのオリビアのファン。「フィジカル」とか「ジョーリン」からではなくてカントリーミュージック的な時からのファンなのです。だいぶ前にRABラジオを車で聞いていたら、斎藤さん(弘前の)が「この俺がオリビア・ニュートン=ジョンかけるとはなー」ってのが可笑しくて、橋本さんも多分そうだべ!やっぱ「グリース」でしょ。案の定、橋本さん嫌い。なによりもリーゼント嫌いらしい。今思い返してみると、僕の学生時代(中・高)はそんな人だらけだったのでボク的には親しみある映画。なんといっても昔(30年以上前の日劇で!)由美かおると尾藤いさおで舞台まで見たもの。音源もメドレー4分半のしかなくて大変ご迷惑をかけました♪
濃いなー両方。現在62歳と58歳。

朝ラーメン

Filed under: 今日のダニー — Cinamedict @ 4:24 PM

時々車置いて帰る。ほとんど酒飲んでしまったときだが、朝歩いて劇場に行く。その時、ラーメンを朝飯として食す。青森ではそんなに変なことではない。いつもは工藤ラーメンなのだが今回は鳴海ラーメン。元世界チャンプ畑山も、ここのラーメンが子供の頃から親しんだ味だとか。それにしても、ここも青森ならではのラーメン。うどんみたいな麺、分厚いチャーシュー。中と大の大きさのギャップが凄いのもここの特徴。
                     中です。

                                    うどんではないのです。ラーメンなのです。

場所は青森県庁のとなりにある青い森公園の国道はさんで向かいの三叉路少し入ったところにあります。

2010年10月15日

トイレットといえば餃子でしょ。

Filed under: 今日のダニー — Cinamedict @ 6:57 PM

荻上直子監督といえば「恋は五七五」!そんな人もいるかと思いますが(ありがとうディクト・ファン)、基本はやっぱり「かもめ食堂」や「めがね」です。「やっぱり猫が好き」テイストと飯島奈美のフードとめぐりあってから、独特の雰囲気を持つ監督最新作が「トイレット」なのだ!と力を入れていうほどの傾向の作品ではありません。でも、なんとなく好きな作品です。そして飯島さんの今回のフードは餃子です。前回の「南極料理人」ではラーメンでした。工藤ラーメンの父さんが「映画の帰りにお客さんがケッコウ食いに来たよ」って言っていたので、今回は餃子だなと思います。近くのお勧めは「ぎょうじゃの大西」。ディクトから歩いて3分くらい。いまや青森のソウルフード!あの「味噌カレー牛乳ラーメン」の「味の札幌 大西」の娘さんがやっている餃子屋さんです。いろいろ種類もあるのでゼヒ。http://www.showadori.net/shop/select.php?id=1-2



場所はディクトの前売券を売っている一郎屋さんの建物。”味噌カレー牛乳”ラーメンの向かい側。中三デパートのある昭和通りの角向かい側はピアスの”パドゥ”横となりに”カドリーユ”があります。

 

2010年10月14日

林檎

Filed under: 今日のダニー — Cinamedict @ 7:12 PM

黒石のりんご園へ。小高い山の頂にそのりんご園はある。山全体が林檎でおおわれている。そこで今が旬。でもすぐ旬が終わる、というか木に、なっているうちから果実が柔らかくなってしまうので地元でも、すぐ食わないと美味しくなくなるレッド・ゴールドを”もぐ”。食い放題だけれど、そんなに食えるもんじゃないといいながら4個食う。林檎畑で食うレッド・ゴールド美味しかったです。


りんごりんごりんごりんごりんごりんごりんごりんごりんごりんごりんごりんごりんご


これから青森リンゴの代名詞”ふじ”の収穫が始まる。台風来るな!
かえり黒石温泉郷の中で昔からお気に入りの「温湯(ぬるゆ)」によって、ひとっ風呂はいって帰る。あいかわらず「ぬるゆ」なのに熱い良いお湯でした。

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