なくてはならないもの
久々にワイフと「マロン」に行く。もう、30年以上も行っている喫茶店。新町の善知鳥神社の裏参道、といっても参道そのものがないけれど、龍宝閣、大昌園という青森市の古典的アジア料理店?中華と韓国料理の老舗の並びにあります。昔は向かいに芝楽という元祖ファミレスとでも言える日本料理の老舗もありました(今はコインパーキングになっています「芝楽」は旧営林局・現森林博物館の向かいに「つしま」としてがんばってます)。マロンの下にある洋食屋・若潮のハンバーグも美味しいし、この通りは昔から美味しいお店がいっぱいある通りでした。大きな声でいえないけれど中学生の頃から悪ガキども(僕も含めて)は「マロン」とか「しろたえ」「河太郎」「フリースペース」なんて所に行ってました。その中でも「マロン」には一番行っていたのではないだろうか。なによりも、ここに来ると落ち着くし、ちゃんとしているお店の人々。飲み物も食べ物もちゃんとしている。ここでの”ちゃんとしている”というのは最高の褒め言葉と思ってください。青森市の飲食店の中でもトップクラスなのです。そこで何を頼むかというと、昔だったらアイス・ココアかバナナジュース。そして黄色いホーローのポットに入ったフランクフルトとサラダのファンでした。今は皿に乗って出てきます。祈願!ホーロー復活!しかも黄色の!(どうでもいいことなんですが)。今は(と、いってもすでに20年ぐらいたつのだろうか)カレーとコーヒー。季節の生ジュース。モモジューとイチゴジュースは外せない。ちゃんとしたものが気がつくと、なくなっていく今、いつまでもいつまでも在り続けて欲しい「マロン」。いつもお世話になっておりますです。