ＮＨＫの時代劇「鞍馬天狗」が始まった。主役の倉田典膳こと鞍馬天狗に野村萬斎が挑んでいる。野村萬斎そのものは狂言役者だし、その所作や雰囲気も往年の雷蔵をほうふつさせる涼やかな眼差しで良い感じなのだが、立ち回りの演出がいけない。鞍馬天狗といえばアラカン。嵐勘十郎のお家芸。アラカンといえば立ち回りといわれたくらい鞍馬天狗は立ち回り、切った張ったが重要でしかも正義の味方でなければいけないのに初回から刀をおとして無防備の物を真っ向からタケ割に切り倒すなんて時代劇チャンバラ・スピリッツに反しているのではないか。時代が変わろうが大仏次郎原作は、変わらないし、ここまでの名作に育てたアラカンに失礼だ。
僕も「網走番外地」の鬼熊の親分や”寅さん”の殿様くらいしか、リアルタイムでは見ていないけれど、戦前に飛行機操縦したり、奥さん何回も替えて、別れるたびに家財産すべてくれて出て行った豪快な人だった本物のスター「葉村屋」嵐勘十郎。時代劇の代名詞「鞍馬天狗」シリーズ「右門捕り物帖」、そして日本映画の金字塔「明治天皇と日露戦争」もう少し見直してもいいと思う、この機会に。

壊れる。前にＤＶＤの録画もできるやつ買ったのだけれど、あまりにも設定がめんどくさいので（○○のばーか！）ＶＨＳで日々の録画をしていたら突然電源はいらず。でも８ｍｍビデオも見れる複合機で娘生まれたときから撮っている８ミリビデオかなりあり困る。知り合いの電気屋さんに勤めている人を旦那にもつＮＥＷワイフ（新妻）に聞いてもらったら８ｍｍのデッキ７・８万する！ということなんで修理に出さないと（なおれ！俺のデッキ！）。でも、いろいろ不便なんで、とりあえずＶＨＳと読み取りだけのＤＶＤついた一番安い、でも○○製ではなくて日立製を購入して、買っただけでたまっていたＤＶＤ遅くまで見る。「ビック・ウェンズデー」なんて見た後、監督のキャプション篇なるものまでみてしまう。バカモノ早よー寝ろ。

ポール・マッカートニーのほうが好き。だけど、どうしてもジョン・レノン、カッコイイし、生き方も純粋に音楽を愛しているポールとくらべて政治的にも、音楽的にも多大な影響力を音楽は持ちえるということをオノ・ヨーコと出合ったがために目覚めてしまったジョンのほうが注目されるのはしかたないしねー。死んじゃったし。
それでも「本当に願えば、世界は変えられる」と信じて行動したジョン・レノンはやっぱり凄い。世界はいまだに変わっていないけれど。

キネ旬の２００７年公開の外国映画作品ベスト・テンで１位と外国映画監督賞を獲得。でもシネマディクトは今日1/11で公開終了。中国という広大な国の、あまり見せない部分の今を垣間見れます。まだ未見の方は是非。

朝、起きたらなんか口に違和感。鏡を見たら歯が欠けている！朝一から歯医者に行く。欠けたところだけでなく他の所もついでにやってもらう。麻酔かけて恐怖のドリル！ギャーその後神経抜いて・・・・・。治療中、麻酔を開発した人々の偉大さを想い映画「華岡青洲の妻」の青洲も奥さんもお母さんも大変だっただろうなとわけのわからんことを思い出しおっかない気持ちをまぎわらそうとするも「マラソンマン」のダスティン・ホフマンの拷問が頭をよぎり体が硬直する
さすがに「白日夢」はでてこなかったけれど。
帰ってから、あんまりおなかが減って台所におにぎりがあったので食べたんだけれど、麻酔がまだかかっていたから唇かじって血だらけになる。麻酔がかかっているときに、おにぎりを食べるのは凄く危険だ。

たのまれていた原稿１７日だとおもって余裕こいていたら７日だった！オーマイガ！大あやまり、急いで書く。でも十枚はすぐに出来ない。でも急げ！

正月が終わろうとしている。普通にすごした正月。雪がたくさん降った正月。ヒマだった正月。結局酒ばかり飲んでいた正月。

今年もよろしくお願いします。

シネマディクトをご愛顧いただき誠にありがとうございました。
来年もより一層のご愛顧を賜りますように、御願い奉ります。

正月元旦は千円均一にて営業いたしております。

毎週土曜日夜６時５分から１１時半までのラジオ生放送「土曜ワラッター」で映画大王なるコーナーを担当している。今年最後に紹介する映画は「長江哀歌」ゆったりと時間が流れるベネチア映画祭でグランプリを獲得したジャ・ジャンクー監督作品。前日に橋本さんから餅スペシャルやることは聞いていたけれど、まさかズンチャカ・メキメキとかワラッター９で「昔の女の面白い話」などを話していろいろ調理した餅食いまくるとは夢にも思わず、前回からネタになっている”イチジクのジャムとワイン”も一緒にモチスペシャルでワイン飲みながらイチジクジャムのせた「モチカナッペ」普通に家で食っている「生わさびしょうゆの磯部巻き」その後、「糠漬けのモチ」「キムチモチ」と大嫌い物が続く。しかも両方とも最初はなぜかチンした餅！まずいから焼け！ということでまた出てくる。ここで”おれたち大人ジャン”的にガマンして食う。くせー辛れー（泣）
そのほかにスゲースッパイ「もちカルパッチョ」「缶詰みかんのせたデザートもち」ビスケットにバター塗って餅のせて生クリームのせた「クッキーもち」コーヒーに浸し生クリームのせた「コーヒーもち」などなど、僕は途中から参加したので全部は食べなかったが橋本さんを初め、スキップカウズのベースの餅博士ユーヤンとイマヤス、水戸（華之介）さんは最初から食べ続けたので、餅にカレーライスみたいにアンコをかけた「カレー？もち」それに白菜の漬物で巻いて食す！のから始まって、イカのしおからのせたモチ（意外と好評）モチパフェなどなど、これから正月が来るのに餅みたくもねーや。